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les-tpd【Les,TPD】

先代TPD末期のユニット。アルバム「check my heart - Cha-DANCE Party Vol.12」では、もはやユニットなのか本体なのかは、もう潔くLes,TPDに名称変更した方が良かったのではと思わせる充実度。メンバーは川村知砂・木伏夏子・櫃割香奈子・関ひろみも、「SPEED PER HOUR 270km」公演後程なく一新とばかりに先代フロントメンバーと共に卒業となる。ただその後は櫃割香奈子以外に、川村知砂・木伏夏子・関ひろみは3人組は、川村知砂+Les,TPDとして「WANNA DANCE」公演を1-3の何れも男女見境なく大盛り上がりで成功させる。3回で活動満了させるも、ライブの盛り上がりは重要で、声援のかなり上がった楽曲は川村知砂(実質3人組Les,TPD)のソロアルバム「WANNA DANCE ?」として収録される。これはsony従来のマーケティングと言うべきで、ここが非常に重要で、もし赤の流星も流星の彼方から一周して来て頑張ればでしょう。これはコロナ禍前だからこそ言ってましたけど、兎に角ライブに大集合して盛り上がってくれと。現在はコロナ渦中なので捲土重来を待とうしか無い。

もう一つ、Les,TPDが重要な要素なのは、ライブのメドレーで大盛りがりしアルバム「WANNA DANCE ?」にも収録された「Thanx for your future(ダイヤモンドは傷つかない/東京ハッカーズナイトグルーヴ/BE BORN)」は新生TPDのリアレンジの基幹曲になっている事。1998年に発露した案件が2013年からの新生TPDに直結しようなどと、あの時のWANNA DANCEパーティーの参加面子は夢にも思わなかった事でしょう。

強めのトピックとして、媒体的には川村知砂・木伏夏子・関ひろみでカッコよくタイトな印象ですけど。MCになるとかなりマッチョで男子校の会話かです。その男子エッセンスとしては先鋭的で、そこから抽出された今の風男塾がブレイクした昨今見ると、ただ早過ぎたも。



lehman-shock【リーマン・ショック】

本当はもっと長いタイトルも、リーマン・ブラザーズ・ホールディングスが2008年9月15日に経営破綻した事から発した金融恐慌から総じての事。ミレニアム以降の各種証券化が暴落し弾けた結果、大手が軒並みノックダウンする。日本での影響は世界経済が停滞した事であおりを受けて景気が後退する。それは今も尚で有り、各企業はコストダウンを徹底化して体面を保っているが、それがいつ迄持つかはこのコロナ禍以後に大きな審判が下るであろう。

TPDとの関連は、リーマン・ショック後でも確実にファンを呼び込める新規事業の立ち上げが幾つもの一つと読み取れる。



line【LINE】

LINEはweb展開していたNAVERから、2011年の東日本大震災での不通状況から鑑みて日本国内で開発された通話ソフト。その使い易さから躍進し、サービス体系も拡大。2021年現在では公的機関と市民を結ぶ主幹ソフトの地位に迄確立。ただここに至る迄、有形無形を問わない暴力と犯罪行為を助長した側面があるので、利用者の好き嫌いははっきり分かれる。

新生TPDのLINE展開は、TPD公式が一括管理でグループと各人の番組が放送される。個人的にLINEそのもの信用度が低いので今後も見ないであろうと。



lisa【Lisa】

Lisaは2010年より活動。その時で既に完成されており、ありがちな実力派として収まるかと思いきや、2019年に「鬼滅の刃」の主題歌として「紅蓮華」がとても長いヒットを飛ばす。しまいには今の時代にミリオンを達成、紅白も出場。「炎」では日本レコード大賞も受賞する。「紅蓮華」で世間では知れず売れた感はあるも、何よりのベストピッチと、どの帯域と被っても前に出れる声質が非常に得難い。

また「紅蓮華」のプロデュースは新生TPD初期の編曲を担当した江口亮で有る。音数少なめの時代に、こんな倍音ばかりの音の中で歌が聞こえるものかを、捩じ伏せてしまうLisaには驚愕しかない。誰もがLisaになりたくてもなれないは、ただ致し方無い。



live-no-onsitu【ライブの音質】 

新生TPDのBlu-rayを見るにつけ、会場の音質は相当良いに違いないと感じる。Blu-ray Discがサポートする音声形式はほぼリニアPCMと思われるので、スタジオレコーディングの標準フォーマットは記録媒体の向上で96kHz/24bit相当の余裕のある帯域を、そのままライブ会場で流されていると思われる。それ故に前期のギターサウンドバリバリの楽曲はバンドいらずでも成立したのは納得出来る。ただ配信ライブがBlu-ray化された際、高い音域でグリッチがフィードバックしていたので、高品位は諸刃の剣かもしれない。もっともそれは、観客が入っていればある程の敷きつめでキャンセリングされた筈なので、配信時代のライブはこれからが山場である。その過程として、あるライブ配信では192kHz/24bitのハイレゾ音声のまさかも聞かれるが、当面はアコースティック楽器でないと、想像を絶するフィードバックを起こすに違いない筈。



lost-without-you【Lost Without You】

新生TPDの楽曲。クレジットは不明。高嶋菜七・小林晏夕のデュオバラード曲もシングル及びアルバムには未収録。「PLAY×LIVE『1×0』」NEW VERSION エピソード1公演曲も、Blu-ray「ダンスサミット“DREAM CRUSADERS”」では中盤のブリッジ曲として収録。ライブMVは「PLAY×LIVE 『1×0』」公演の模様では若さ全力、しかし「ダンスサミット“DREAM CRUSADERS”」で大人の女性全開でこの間何があったかは、女性成長は得てして急カーブ描くそのものです。



lovely-lovely【Lovely Lovely】

アルバム「Hey, Girls!」の収録曲。クレジットは作詞:nobara kaede・渡辺泰司/作曲:渡辺泰司/編曲:渡辺泰司。アルバム曲なのにより周知されて馴染みの深い曲。フレーズと曲調が一体になって押しに押すも、アレンジのシーケンスは上に幾分行った方が真ん中に集まり過ぎなかったのではと思う。MVはスタジオ収録のビビッド色に、衣装はMV「Hey, Girls!」と同じスタイリングは…もっと予算振ってもの一言につきる。またパソコン画面では気にならないものの、TV画面で見るとカット切り替えが尋常では無い速さで目が疲れるのでご注意を。

またこのMVの他に、メンバーによるDance Practice Movie、踊ってみたでは古田新太/加藤諒/森田甘路/マナカナがある。iPodでいざ聞いた時、このぎゅう詰めサウンドのどこに軸を持ってきて踊るのかとMVを改めて見返すと、ボーカル・コーラス・ブレイク音で踊っているという、かなり高度な振り付け。

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