K.

kadomatu-tosiki【角松敏生】

日本屈強のミュージシャン。新生TPDとの関連性は無いものの、先代TPDから卒業した米光美保のアルバム2枚をプロデュース。何故に角松敏生は、MV「東京少年少女」を見て聞いて貰えれば、これこそTPDが歌うべきプログラミングと生演奏が高度に絡み合った作品だからこそ。角松さんがTPDのコンペに落ちてこれでは無く、「東京少年少女」は当初より舞台化構想が有った上での楽曲構築。尚ミュージカル「東京少年少女」は2020年に公演される。個人的に再演の際には新生TPDメンバーにも是非演じて欲しいところ。

因みに「東京少年少女」の初見は青森放送のMV番組ではスーパーロックラインで、TPD楽曲の次の神プレイリスト。地方ですけど同志はどうしてもいると言う事。



kaettekita-performance-doll-tpd-returns【帰ってきたパフォーマンスドール TPD RETURNS】

「帰ってきたパフォーマンスドール TPD RETURNS」は2014-2016年にてネットラジオにて48回に渡り展開。パーソナリティーは先代TPDの木原さとみと八木田麻衣に、ソニーミュージックグループのすごく偉い人らしきのアッキー清水。確かに立ち上げ当初は、そこ迄懐メロ探求志向ではないし、どこのサーバーに置いてあるか分からなかったので、一報からそのままに。しかし今回改めて調べてみるとsony関係のサイト「OTONANO」内の展開なので安心して気になった回にアクセスしてみて下さい。先代TPDの情報は勿論、新生TPDのメンバーも出演してますのでお手隙の時にでも。ただ筆者は楽曲の印象にどうしても浸りたいので、きっといつかに。



kaisan【解散】

プロヂューサーのIn Voiceさんが、Twitter及びその中のSpacesでも言及していたが、TPDでは解散は無いとの事。それは先代も新生も。それは次世代でまた復活するかもしれないからの配慮に尽きる。

ただ新生のラストライブ「DANCE SUMMIT The Final」を見る限り、解散としか言葉が出てこない。最後の最後で、あれだけ最高のパフォーマンスしたのに、何故号泣するかは解散したのかしか出てこない。ここで初めて新生を見た方はどうしては、解散かなと窺うしかなく。逆に実質解散の気構えがなければ、特にせいらといさきは頭3つ飛び出てはいなかった筈。

何よりは、ファンサイドで明らかな区切り、そのステージングの終始が解散への階と思えば、運営サイドでどう言葉を繋いでも、そこを覆すのは困難の筈。

昨今のバンド事情特にマネジメントを考えると、解散再結成は決して恥ずかしく無い。とは言え、未だ新生のファンクラブが存在しているのは、各個人の活動を考えると多少の如何はある。



kajitu【果実】

上西星来・脇あかり名義での、新生TPDの1stアルバム「WE ARE TPD」の初回生産限定盤CのDisc2に収録。クレジットは作詞:鳥海雄介/作曲:BAGUZERO/編曲:BAGUZERO。新曲も曲調はLes,TPDでのライブアレンジ「ペガサスの砂漠」に色濃い影響を受ける。赤の流星では然りげ無く歌われているが、作詞感はセクシャルニュアンスとメタファーが強く、君しか鍵が合わないとは鮮烈な送り込みです。ライブMVはチープな林檎で逸らされてますが、もっと突き詰められる楽曲でも有り。



kawamura-tisa【川村知砂】

先代TPDメンバーの麗人そのまま。髪型は通期を通してベリーショート、長くてソフトドレッド。女性ファンがやたら多いのは、容姿もあるが、その天衣無縫振りのMCがやたらに洒脱で距離感ほぼ0。ただ調子に乗り過ぎて、Les,TPDのメンバー:木伏夏子・関ひろみに愛情のある突っ込みで、本当は愛されキャラだった事を窺い知る。「check my heart - Cha-DANCE Party Vol.12」活動期はLes,TPDの存在も有り、川村にリーダー交代したかの印象が強いがそれは記録上無し。

何よりの圧巻は「SPEED PER HOUR 270km」公演での「BAD DESIRE」で、ラスボスたる風格で登場しては、ゾーンに踏み込ませた群舞のど真ん中にかくありたりとぶれが全く無い所。ここの域まで到達したのに先代TPDがこの後に解体したのは謎も、十分に燃え尽くした筈のは確かにこの目で。



keyakizaka-46【欅坂46】

何故欅坂46がコラムにはは胸に去来するものが有る。正直ここ最近迄平手友梨奈のいない欅坂46はあの欅坂46では無いでしょうとも。あのカオス犇めく世界観の中で、毅然と狂気と正気の配分が30年に一度の人材である平手友梨奈の一身に背負われたなんて、どう考えても有りえないだろうと。リズムの表と裏全てで掴みに行っては、欅坂メンバー全員を奈落の底に突き落とすセンスは、メンバー間の究極の信頼しかないだろう。その中心人物が抜けたら、やはり芯が無いだろうがどうしてもの印象。ただそれも欅坂としての最終シングル「誰がその鐘を鳴らすのか?」を何度か見てやっと気付く。それでも彼女達は敢えてカオスの中で必死にもがく事を選び、それはそれで新たに成立しているグループへの次に段階に踏み込む。そうでもしないと秋元康の20年代を代表するアンセム曲「誰がその鐘を鳴らすのか?」は歌いきれないものである。

そこで新生TPDを省みると、6人組体制になった時に分かりやすいテーマをもっと提示しても良かったとは、ふと思う。



kihara-satomi【木原さとみ】

先代TPDの初代リーダー。インターネットラジオ「帰ってきたパフォーマンスドールTPD RETURNS」のパーソナリティーから、企画盤「20 BEATS 20 TALES」にも参加。公演では「誕生30周年キックオフ DANCE SUMMIT with the 1st Generation」にも出演。ソロ作「In the Arm of Night」は名曲。



kihusi-natuko【木伏夏子】

新生TPDの「TPD誕生30周年キックオフ DANCE SUMMIT with the 1st Generation」に参加した先代メンバー。ライブメンバー/先代TPD中期/TPD DASH!!/先代TPD末期/Les,TPDの紆余曲折を経ての活動は、その才能と努力、そしてMCで窺える男前の性格からTPDの良心と言える。

その容姿と声質から篠原涼子のアンダーとも世間からの認識で、アンダーに入っても篠原涼子の音源使うなのコメントは…そこ夏子そのままなのですけどとどう反論すれば良いやら。且つ改めて資料ビデオを見ると、TPD初期から在籍してるので篠原涼子のアンダーとして引き抜いた訳では無い事を強く言っておく。

そしてライブでもレコーディングでも決して埋もれない素質を持つが故に、運営からは困難な立ち位置を与えられ過ぎる。ただ、これは社会であまりに優秀過ぎて油断させると凡人になってしまう天才の為に無茶な人事を与えるという、90年代的ざっくばらんな風潮で、今となってはただ不憫としか言いようが無い。

これはの楽曲は、どれも鋭角に突き刺さる気持ち前のめりの歌唱方法で何れも楽しめる。ただ挙げるならば「WANNA DANCE」公演で聞けた日本語カバー曲「Breakout/Swing Out Sister」が秀逸で、きっとスタジオ録音音源もある筈なので、どうにか皆に聞いてほしい限り。



kimoti-ha-ing【気持ちはING】

Les,TPDのカバー曲。アルバム「WE ARE TPD」の限定盤収録曲。クレジットは作詞:及川眠子/作曲:T.Kimura (EXPENSE BOY)/編曲:江口亮・沼能友樹。Les,TPDの原曲はテクノサウンドとポップサイドの2ヴァージョン有り、新生はポップサイド寄りの傾向を取る。歌詞はバブル崩壊後の新しい恋愛感を描いており、今の世代の方には何故なのとやや疑問に思う筈。当時漸く男女の垣根を超えた友情が芽生え始め、総合ポイントで恋愛感情にはどうしても至らないもどかしさが直接的に展開される。今やっとの恋愛観ならば、セールスポイントが1つでもあれば合格でしょうも、あの時代はそのもどかしさとすれ違いこそが、青春そのもの。新生TPDの中では、今的なポップソングで解釈されるのは、それも止む得ないかと。



kisansha【帰参者】

先代、後期、二期を経て、そして新生に至って往年の方が帰参します。SNSではただ熱くも、再開迄の停滞期を根気強くBBSで頑張っていた方が、どれ程合流したかタイムラインから推し量れず見え難い。SNSの匿名性とは、ここが良くも有り悪くも有り。因みに筆者の本腰帰参は1stアルバム「WE ARE TPD」から。アルバムが無いとどんなに頑張ってもアーティストの傾向は見えないものと。



kiss-bang-bang【Kiss x Bang Bang! 】

シングル「Shapeless」通常盤のカップリング曲。クレジットは作詞:nobara kaede・江上浩太郎/作曲:Justin Moretz/編曲:RED-T。タメとトラックの抜き差しが上級曲。このような静と動のメリハリあったほうが携帯プレイヤー派には楽しめる筈。ライブMVではそのノリが難しいのか、煽りで漸く乗ってきた楽曲。



kiss-ha-shounen-wo-rouhisuru【キスは少年を浪費する】

先代TPDのカバー曲。新生TPDの1stアルバム「WE ARE TPD」の初回生産限定盤CのDisc2に収録。クレジットは作詞:売野雅勇/作曲:小室哲哉/編曲:江口亮、土井良浩、沼能友樹。新生TPDでは重心重く響かせており、iPodでシャッフルが回って来る度に、先代程売野さんの耽美感が上手く生かされて無いかなと、ままスキップ。全てがマッチングする筈もないので、聞き手の慣れを求められる。

尚原曲のイメージはソリッドで、台風の去った都会で繰り広げられる映画「ベニスに死す」を青春物語にすればを感じさせる。

また1stアルバム「WE ARE TPD」発売時の Billboard JAPANのインタビュー(https://www.billboard-japan.com/special/detail/1818 )で、メンバーの印象としてが応じられる。うさきは古い館のイメージ。いさきは舞踏会のイメージ。かほはそれぞれのイメージで楽しんで。あんゆはキスの連呼は凄い。ここまでリアレンジドのみを出した印象かか。ななは売野さんがテレビのゲストに来られた時に聞いたら、僕も分からない。ななはインタビューを笑いで終えてるけど、売野さんが言いたかったのは、この曲にカラーを与えるのは君らだよとしか聞こえない。まあ、若いとそのまま受け止めてしまう事はある。

そして「DANCE SUMMIT The Final」の先代楽曲のメドレーで、衣装チェンジの演出故に上西星来が短くも貴重なメインボーカルを努め上げては、キュートで現代的な登場人物の距離感を狭める新解釈を披露する。最後の最後で劇薬を投じられるのが、演出の進行上の難しい問題とは言え、ジョニーはできちゃう娘を証明する。そんなにキュートたっぷりにキスを連呼されたら、それは令和の少年は浪費もするであろう。リアレンジドの真骨頂とはこうでは無いだろうか。セットリスト組んだスタッフはいい仕事する。



kitasako-hideaki【北迫秀明】

TPDの1stアルバム前迄にのファッションデザイナー。初期の白燕尾の衣装と赤のパイロットスーツは鮮烈で、性別を意識させない革新性は20年代で何度も再評価されても良い筈。ブログで見せるデザインはパターン画そのもので、アートとしても存分に楽しめる。何故袂を別つかは、成長し続けるグループの事情も有るので、ただご縁かと。



kobayasi-anyu【小林晏夕】

TPDで一番の伸び代を持ったアーティストも、活動休止を経て2018年に退団する。TPDの退団理由は、先代からの通例で詳細の公表は無しである為、ただ事実を受け止めるしかなく。9人体制の後半は、晏夕筆頭の菜七と香帆の3ボーカリストが余りにも完成されていた為に、プラス6人のパフォーマンスグループになるかと予想はするも、以降は残留6人体制に直ちに移行。

晏夕の勇姿をライブMVで散見しては、身体中にテーピングを欠かせない事から、人一倍の努力家である事は間違いは無い筈。

また2022年1月のあの名高い文春オンラインに、新名義:広瀬晏夕として個別ロングインタビューとして掲載された為、芸能界復帰と認識を行う。2020年にRIZINガール2020として活動。2021年に日本レースクイーン大賞2021新人グランプリで東京中日スポーツ新人賞を受賞。一から出発いや叩き上げとして、何処まで一般人で、どう応援すべきかの境界線が分からなかったが、もう解禁で良いと思う。


kobusi-wo-takaku-ageru【拳を高く上げる】

ライブにおけるファイティングの意思表示をするポージング。ただ背の高い男子達が軒並み掲げると、女子がステージを全く見えなくなる為、最近は山場以外全編通しては見受ける事は少なくなった。

今となっては当たり前の拳を高く上げるのポージングは思った以上に歴史はそこそこに。1984年のブルース・スプリングスティーンの「ボーン・イン・ザ・U.S.A. 」のMVにて、スネアのタイミング合わせてブルース・スプリングスティーンが観客を煽るシーンから根付いたと、ここではその説を取りたい。

日本での決定的な定着は、1985年のハウンドドッグの「ff(フォルティシモ)」のMVか。MVは自らの墓をツルハシで掘る若者の一群が閉塞だらけの社会への強烈な隠喩を見せては、打破とばかりに長い大河を拳を高く上げては進軍する昭和末期のアンセムを築く。尚当時のハウンド・ドッグはsonyのレーベル所属。



komoro-tetuya【小室哲哉】

先代TPDでは、アイドルにテクノサウンドを詰め込んだJ-POPの歴史的作品「MAKE IT TRUE ~Cha-DANCE Party Vol.6」の変則的プロデューサー。新生TPDのカバー作品群では「ダイアモンドは傷つかない」「キスは少年を浪費する」「恋しさと せつなさと 心強さと」がある。

1998年のフランスワールドカップのコンサートイベント「RENDEZ-VOUS '98 ELECTRONIC NIGHT」に出演してからはユーロプログレッシブ志向こそのがTKらしいとも言える。

叶ったのならば新作として狙いに狙ったところでTM NETWORKのストレートエレクトロ曲「1974」をカバーして欲しかったとも。或いはの本TKプロデュースならばDiVAの「DISCOVERY」路線がもっとも近かったかもしれないの予想図。



kono-akuma-me【この悪魔め!】

篠原涼子の楽曲を上西星来単独カバー。赤の流星のアルバム「Perfect Doll」収録曲。クレジットは作詞:松井五郎/作曲:羽田一郎/編曲:江口亮。篠原涼子にかなり踏襲も、人生観によって雰囲気がガラリと変わる曲。篠原涼子のアイツは本当にど酷い存在。上西星来は友達から踏み込んだ彼氏へのコケティッシュさ。ここではどちらがは無く、時代性を上手く照らし出してる。ライブMVはジョニーがスプリングコートと、露出が珍しく少ない方。



kore-ga-ai【これが愛?!】

赤の流星の楽曲。新生TPDのシングル「TRICK U」の初回生産限定盤Cに収録。クレジットは作詞:kent/作曲:Jzo/編曲:Jzo。明るいアイドルソングの王道ぶり。ライブMVは盛り上げへの一役を担う。



kuti-paku【口パク】

口パクは現代となっては珍しく無い、歌唱も音源も一緒に流してリップシンクする仕組み。正直、三度位は口パクは過ぎるも、どう考えてもTPDは歌っている結論に。ワイヤレスマイクの使用限度があれど、9人いや6人同時に歌っても特大ワイヤレスが干渉する事はなさそうと。いやそれでもの疑念は、余りにもグループ歌唱のピッチが揃っているので、ソロのみオンマイクで、グループは音源かなも、そこ迄抜群にボリュームフェーダーを交錯出来るのならば、頑張って歌ってみてよでしょうになる筈。ここは生ライブを鑑賞して無い一ファンの弱点かと。



kyuusi-nriyuu【休止理由】

一通りのインタビューの中で、信頼が置けるのはソニーミュージックのCocotameのweb記事かと。記事概略からでは、2021年1月にメンバーとスタッフの会議で、見えないコロナ禍でのライブ活動困難とソロ活動増で、グループ活動は困難との判断が下される。そこから5月の活動休止発表迄に4ヶ月があったのは、どこかでコロナ禍終息に一縷の望みを賭けていたのは深く感じ取れる。

とは言えこの状況はどのアーティストにも当てはまる事で。何故TPDが活動休止なのかは、早くからオンラインと交流会へとビジネス移行していたので、方針改めコロナ禍中の短期間で世界的ライブ配信ビジネスのキックスタートでのし上るのも難しき事ではある。何よりの大きな要因は、都道府県ツアーが無く全国ファンの絶対パイを掌握仕切れなかった事が上げられる。


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