B.
babymetal【BABYMETAL】
2010年結成時は女性3人組のメタルダンス・ユニット。2013年のメジャーデビューシングル「イジメ、ダメ、ゼッタイ」で早くも不動の地位を固める。メタルレジスタンスツアーでは生演奏と、ただやる気しか強く感じえず、日本どころか世界を席巻して行く。大小合わせた一部論調ではBABYMETALはメタルでは無いも、確かに電子音がピンポイントで鳴っており、圧倒的なパフォーマンスの前ではそれ程気にするものかと。メタルはメタルである。一気に人気が沸騰したイメージが強いも、ここ迄根付いたのはアミューズのアカデミー制度が色濃く反映されてこそ。
band【バンド】
1stアルバム「WE ARE TPD」ではバンドサウンドの傾向なのに、ライブではバンドと共演せずに終える。PAミキサー上はチャンネルの空きがありそうも、最高品質のオケならば生とも大差ないかの判断か、ステージが狭くなるから論外の線も考えられる。とは言え、大きな会場でも公演した先代TPDでもバンドを従えては…いや舞台袖にいたのかもは未確認。
bbs【BBS】
BBS(Bulletin Board System)もここではレンタル掲示板を指す。大まかなところでは穴井夕子/米光美保/八木田麻衣が大所帯だった所感。
そして先代TPD解散後からミレニアム時の各BBSの主人の熱意のままに、皆のカキコミが熱かった時代を、どうにかこの20年代でも表すべく筆者も頑張ってます。あの頃のパードルファンの皆さん、お元気でしょうか。…はい、それは何よりです。
be-born【BE BORN】
先代TPDのカバー曲で、シングル「DREAMIN'」のカップリング曲。アルバムでは限定盤「WE ARE TPD」に収録。クレジットは作詞:松井五郎/作曲:羽田一郎/編曲:江口亮、柳野裕孝。先代TPD及びLes,TPDでもパフォーマンスされた疾走曲は、新生TPDにおいても健在。ライブMVでは振りに合わせたレイブ色の強いイントロ長めも、スタジオ収録版ではカットされる。ただ「20 BEATS 20 TALES」ではそのグルーヴを切れない再判断かイントロ長めのバージョンとして収録される。
beni【紅 ~beni~】
赤の流星初名義でのデビュー曲。新生TPDのEP「Summer Glitter」の通常盤及び全盤に収録。クレジットは作詞:INVOICE/作曲:Jzo/編曲:渡辺徹。平成末期のアイドル歌謡の真打的デュオソング。ここぞのギターの泣きが良い意味で歌謡の世界に浸れる。ライブMVはしなやかさとタメと愛情が交錯し、この一曲で赤の流星とはを深く語り尽かせる。
begin-the-kirei【BEGIN THE 綺麗】
先代TPDユニット:UL-SAYS(米光美保/篠原涼子/穴井夕子)のユニット曲を、いさき/かほ/あかりでカバー。新生TPDの1stアルバム「WE ARE TPD」の初回生産限定盤CのDisc2に収録。クレジットは作詞:松井五郎/作曲:羽田一郎/編曲:渡辺徹。楽曲は先代を踏襲しつつのトランステイスト。とは言え積極的にセットリストに組み込まれることも無く静かな佇まいで閉じられる。ここは選りに選って歌唱力が一際強い米光篠原穴井のユニットの壁がかなり高い事も察して止まない。
ただ2022年1月1日の産経新聞の全面広告を始めとするな告知で、「うる星やつら」のフジテレビ”ノイタミナ枠で再アニメ化が発表される。そう「BEGIN THE 綺麗」は6作目の映画「うる星やつら いつだってマイ・ダーリン」の主題歌であり、現段階で1年4クールの放送ともなると、ひょっとしたらの楽曲再登用も有り得る。ただそれは一縷の希望で有り、新生TPDは実質解散しておりリアレンジドの楽曲の使用はほぼ無いと思われる。或いは曲の完成度が高い為に、他のユニットなりが継承する可能性も無くは無いだろうと。
beyond-the-horizon【BEYOND THE HORIZON ~勝者の宴~】
新生TPD DASH!! にいた陽菜-HINA-の新グループINSPIREの1st.CDアルバム発売。
□INSPIRE
□EPアルバム:BEYOND THE HORIZON ~勝者の宴~
□レーベル:ロックフィールド
□楽曲:EPアルバム3枚トータル:Overture/BEYOND THE HORIZON~勝者の宴~/stay with me/Inspiration (2024 ver.)/DreamerZ (2024 ver.)/Dance For Your Life/Confetti (2024 ver.)/DreamerZ (Express ver.)
TPD allのレパートリーにあったR&B志向の可能性がここに。もう新生の次のプロジェクトでも良くはないか。
EPアルバムの音楽性は、ほぼR&Bに収まる。音質は、ハイゲインに固執せず、ボトムを聞かせるリアリズム。エディットしまくった打ち込みでは無い、生演奏を採用したことで、上質なグルーブを得ている。次回作も期待。
brand-new-story【BRAND NEW STORY】
2014年のシングル1枚目の表題曲。クレジットは作詞:藤林聖子/作曲:渡辺徹/編曲:江口亮。キックスタート約1年でのCDデビュー作は、長年の活動の変遷の中で楽曲は改変もされずのエバーグリーンとなる程の完成度。ただそれは新生TPDとしてであって、先代TPDの要素はほぼ無く、往年のファンとしての戸惑いは消せない。ほぼ皆の初見はCMスポットで、白のペンギンスーツで若く眩しく、尖ったガールズポップは、往年のファンとは別に新規のファンを獲得して行く。
いや、また最近TM NETWORKのごく初期の作品を聞いててあれと。TM NETWORKの初期作品はニューウェーブエレクトロの音色で気付くのが遅いも、中身は「BRAND NEW STORY」的な作品も有り。そう実はTKサウンドのリスペクトの線が張られている。私ここで見つめ直すのが遅過ぎやしないかと。
bubble-keiki【バブル景気】
バブル景気は1986-1991年の昭和から平成に股をかけての日本の狂想曲。株に土地に資産価値のある全てに、無制限に投資されては空虚なままにひたすら昇華して行く。その現象を下支えしたのは羽振りの良過ぎる大手企業に20代のほぼ若者で、現在で想像を絶する融資に金額を手にしては、日本どころか世界にも金を落とした。ただそれも大蔵省が土地に関する総量規制を断行した事で呆気なく終末的に訪れる。その後も官僚が強かにバブル的な政策を画策するも何れも日本国民に見透かされ、肩透かしされる。
先代TPDの活動時期と被るも、先代TPDの活動は原宿RUIDOからの地道な活動で大ホールのチケットをもぎ取ったので、大きな影響は程ない。ただ音楽面は、バブル景気の象徴であったジュリアナ東京のユーロサウンドを担ってる曲も有り、結果そこで合流したユーロ志向のファンも少なくない。
budoukan【武道館】
武道館の標準収容人数は1万人。折々のインタビューで武道館の名前は現れ志を立てるも叶わず。初代TPDが武道館公演を成功出来たのであれば、横滑りで新生TPDもは、ここはマーケティングの領域なので割愛します。
burn-mi-out【BURN ME OUT】
浜崎香帆・橘二葉のユニット曲。シングル「Shapeless」のカップリング曲。クレジットは作詞:Hiroki Tanaka/作曲:RED-T/編曲:RED-T。テクノ寄りのダブステップ曲で高揚感が伴うダンスナンバー。ボーカルにそのハーモナイザーは必要かは、ライブでの整合性を加味すると吟味すべきかと思う。ライブMVは観客の奇声が上がる程のエロスが垣間見えてしまうのは如何とも。いや見慣れれば躍動美そのものも、歌詞と共にリハーサル重ねるとステージングが過激にアドオンされてしまうものなのかと。
bunshun-hou【文春砲】
卒業した広瀬晏夕の文春オンライン記事を、晏夕自ら文春砲(?)としてweb記事を称する。展開は2022年1月23日の文春オンラインに「「東京パフォーマンスドールというグループに入ったと母に話したらすごく驚かれてて…」元アイドル(23)が“スタートにたった日”元東京パフォーマンスドール広瀬晏夕さんインタビュー#1――アイドル戦国時代を振り返る」として前後編に分かれて読みごたえも十分に語る。
新生TPDとしては一番の伸び代を持っていた為、自ら抱え込むあっても俯瞰が出来るのは、やはり晏夕は何処にいても将来性は十分感じる。自らの経歴を語りながらも、如実な新生TPDが当事者より語られるのは貴重。
リレー唱法に関しては何故減り張りは無くなってしまうのだろうと思ってたのは、一通りレコーディングしてから、後に編集して作品に仕上げる体制だったらしい。coプロデュースとしては確実な方法も、自らに寄り添ったメロディーラインを歌えるかどうかは、事前に知っておいた方がアーティストとしてのモチベーションはきっと違っていただろうと。
ライバルはいなかった若しくは自らのグループのそれは、正解だったのかも考えてしまう。確かにTPD継承した以上、圧倒的な先代こそがライバルには違いないが、あの時代の空気を感じ得ない以上手詰まりになるのはどうしてもになる。その隙間が、後年になるが同じsonyにフィロソフィーのダンスが加入した際に、これは負けたと感じたのは耳ざといファンなら思ったものである。
バズる関しても言及。SNS上では多くのフォロワー有りきの現象も、発表して即バズるは滅多やたらにあるものではなく、最低3年有効期限10年で考えないとどうしても煮詰まってしまうと思う。直ぐに結果を出してセールスとマーケティングに直結させたいだろうけど、今は時代が違う。サブスクリプションが浸透した20年代現在では、ちょっと探すと検索して視聴出来るので思い立ったら着火は可能。実現的な着火は、踊れる楽曲としてインフルエンサーのプレイリストに載る事であろうか。
等々、広瀬晏夕として仮にも文春に載った以上は、セミプロ扱いからプロとして帰還したを歓迎すべきであろう。
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