第8話 大学日本拳法におけるセイバーメトリクス
○ 大学日本拳法におけるセイバーメトリクス
(2021年8月10日時点 正式リリース前ですが、オンラインで執筆したほうが集中できるので、公開しながら編集していくつもりです。かなり読み辛い部分があると思いますが、しばらくご容赦ください。)
前置きが長くなりましたが、要は、今大会、目にとまった大阪商業大学(以下、大商大)の拳法から「マネーボール」を思い出し、そこから現在の関東大学日本拳法界(男子)における「3強・1弱・*番外地」という状況を打開する道が見えてくるような気がしたのです。
マクナマラやハリー・ライムのように、人の命や感情、道徳やモラルなど無視し、人間を消し粒程度の物と数字に置き換えるというのは、数字の誤った使い方。
大学日本拳法では、理性的な数字の使い方によって物事を正しく行う。
○ 三分間、ただひたすらぶん殴り続ける。打ったパンチは相手の顔面に必ず当る、というアルゴリズムに徹底する。技術的なことは一切考えない・感情を持たない・責任感を感じない・疲れを意識しない。
自分の突きを敵に避けさせない、カウンターを打たせない、だけを日々の課題とする。
① 大学から日本拳法を始めた選手が、拳法歴15年というメジャーに勝つ(もしくは、いい試合ができる)ようになる。
② 大艦巨砲という戦い方が(Aクラスでは)主流だが、一人ひとり個性的な戦い方のできる(足回りの良い)巡洋艦・駆逐艦といった高速・中級船舶(選手)を育成し、きめ細かなメンバー構成によるチーム力で勝つ。 → 大商大
そんなことを考えていたところ、この動画を見る限りにおいては、関東の学校も既にそんなことを既にやっているような。
2019 全日本学生拳法選手権大会 大阪商業大学 対 立正大学
https://www.youtube.com/watch?v=b39ExynoDKU&list=PLwmU-0aHIufi9veFIZH6NJ1lpGhf4yrlh&index=3
さすが、関東で一番初めに日本拳法を始めた大学。
立正の先鋒は、大商大に打ち負けていない。背の小さい選手が「飛び蹴り」に近い面蹴りをしたり、個性的で元気いっぱい。
しかし、毎日の大学生活における防具練習の回数が同じでだとしても、小中高という長い年月の練習履歴には、敵わないものか。
「この一瞬」に、一本を引き寄せることができない。突きでも蹴りでも、対等にがんがん打ち合うのですが、打ち合っているだけなので、15年間の技術(経験)に負けてしまう。
まあ、これを打開するには、最も手っ取り早い手は「ぶっ飛ばしてやる」とか、更には「○○してやる」というくらいの凶暴性で立ち向かうしかない。その位置で、立ったまま殴る蹴るのではなく、相手を押し込んでぶっ潰すくらいの「押し込み」をしながらぶっ飛ばさないと、15年の壁はぶち破れないのではないでしょうか。
大学四年間、いくら週に5日間練習しても、いくら中身の濃い、良い練習をしても、物理的・時間的に「アキレスは亀を追い抜けない」のですから、ここはやはり日本人、ガッツしかありません。といっても、自分自身が奮起するというだけのガッツではなく、ちょっと武道らしくないですが、相手を「○ろす」というくらいの、対象者を破壊・撃滅するというガッツ。
いくら自分ひとりでガッツのある戦いをしても、武道は自分との戦い、自分を追及する戦いだ、なんて言っても、
現実に相手に勝つ(一本をもぎ取る)には、相手を踏み潰し、その屍を乗り越えて敵陣に進入するくらいの気迫がないと、15年という厚い壁はぶち破れない。
相手を○○す程の気迫というのは、沢山あるうちの一つの解にしか過ぎませんが、私はこれに関しては自分自身の経験から申し上げるのです。
大学一年生で始めて出場した公式戦の最終戦、当時5級の私は1級の相手と戦いました。
この時、私の先輩は「なんでもいいからぶっ○○せ、ケンカと同じだ !」と、リング(関東では、この年が最後のリング設営による公式戦でした)下から怒鳴りました。「ぶっ飛ばせ」ではなく「ぶっ○○せ」です。
もう、そのときは、日大やら中央・慶応といった学校の二段・三段クラスに、ボコボコにされていた後でやけくそになっていましたので、普段は温厚誠実・ジェントルマンで通るこの私も、さすがにこの時ばかりはこの過激な言葉に敏感に反応してしまいました。
試合開始早々、直面突きの応酬です。一発、二発目までは全くの同時で撃力も同じでしたが、三発目は、私の方が勝ったのです。
普通のガッツであれば、私の三発目はそれまでの二発と同じ程度のスピードと撃力であったでしょう。しかし、「ぶっ飛ばせ」より数倍も踏み込んだ「○○せ」という過激な激励の言葉は、この究極の場面で私の魂を後押ししたのです。
あのときの私の顔は、「中野浩一伝説」動画の冒頭にある中野浩一氏のもの凄い、凶器のような形相であったと思います。
立正大
1分過ぎからスタミナ切れ。打ち蹴りが雑になってくる。大商大の選手が自分と同じ痩せタイプであるにもかかわらず、簡単に転がされる。
大商大の選手は防具慣れしている。
筋トレでも組み打ちの練習でも、最終的にそれを発揮する場である「防具」を着用して行う。
大商大の皆さんも、関西の日本拳法人ですから、いずれも拳法暦15年クラスであると思いますが、現在主流の「知性&組み主体の拳法」ではなく「理性&手足の打撃主体拳法」であり、このスタイルこそ、関東大学日本拳法界にとって、今最も求められる道ではないかと思うのです。
(頭であれこれストーリーを考えてやるのではなく、直感を鍛えることで、どんな場面・どんな相手にも対応できる素養を身につけている、という意味での理性であり、知性ということです。)
関東の学生(大学から日本拳法を始めた人)が「弱い」のは、ひとえに打撃数が少ない、という理由もあるのではないでしょうか。
統計学的手法なんて難しいことを言わなくても、早い話が「試合開始から1分間で15本以上の後拳を打つこと」「7人のチーム全員の打つ・蹴る数の総数が60本以上であること」といった、単なる「数」を提示することで、選手(たち)のモチベーションを高める。
選手の能力を数字で分析・評価して管理するということでは、決してありません
初心者も中級者も「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」でいいんです。とりあえず、自分に課せられた数字を達成することに専念していれば、それに見合ったスタイルや合理的な技術は、自ずから生まれてくる。
指導者は、この選手ならこれだけ打てるはずだという数字を与えるだけ。選手は、とにかく三分間、相手をぶん殴り蹴りを入れることに専念することで、そこに自然と、自分なりの技術やスタイルが生まれてくる。
従来からの、先ず、技術や型を教えてそのスタイルに当てはまるように選手を育てていくという演繹法的育成ではなく、目標達成のための努力の中で、選手自身が、自分に最も適した技術とスタイルを生み出していくという、帰納法的成長法です。
(もちろん、本当に強い人は素晴らしい形演技ができる、といわれるように、最終的には形と実践とは車の両輪です。)
これが中学生や高校生だと、従来の演繹的教育スタイルが有効かもしれませんが、18~22歳という、心と身体の成長が頂点に達しようとする時期ですから、帰納的な教え方(自分で悟らせる)の方が向いているのです。
小中高はお決まりの学校教育で、「机に座って教わって」ですが、大学では、自分で問題を探し調査分析方法を考案し、自分の頭で仮説と結果を結び付けて、さらにそれを理論にするという、ゼミこそが学びの主流となるわけですし。
女子の場合、関東では全員が大学から始めた人ばかりですが、組み打ち以外の突き蹴りでは、関西の15年(の経験)選手とほぼ互角という人もいるようです。突き蹴りでも劣るように見えるのは、組みに自信がないから、即ち、心理的な要因で「弱い」だけなのです。
ですから、女子の場合も、同志社の谷さんや立命館の坂本さんのような「理性&手足の打撃主体拳法」を追求していけば、勝ち負けは別にして「存在感のある選手」となり、いい試合ができる。ビデオで一度観ても、しばらくすると、また観たくなる。男子でも女子でも、そういう存在感のある試合ができるようになるでしょう。
2018日本拳法全日本学生拳法選手権大会(女子団体) 準決勝戦 関西大学VS青山学院大学
この試合、背の高くてがっしりした、いかにも拳法暦15~20年という相手(4年生)に対し、拳法暦3年目の大熊さんは、組みの二本で敗れましたが(ビデオで見る限り)明らかに3本、いい面突きをぶち込んでいます(4:34)。
しかし、撃力はあっても、左腕の引きが甘いので、「形として」審判には一本に見えないのです。ケンカでは明らかにあの一発でぶっ飛ばしているのですが、そこは拳法ですから、「形」として認められねばならない。
敗れて尚、
相手を投げ飛ばして(1:50)押さえ面突きをし、笛が鳴っているにもかかわらず、更にもう二発殴り、その上、足で踏んづけ、「それ見たことか」と言わんばかりに、肩を揺すりながら意気揚々と引き上げる、あの恐ろしい関大の鬼姫に対し、勇猛果敢に前へ出て、いいパンチを何発もぶち込み(4:34)、「青山学院を軟派だ、なんて言わせねえぜ」という気概を示したこの一戦は、一人青学のみならず、誰にとっても存在感をのある(見ごたえのある)試合でした。
勝ち負けなんてどうでもいいんです。俺・私は、あの場・あの時、こういう戦いをしたんだ、という存在感を実感できさえすれば。
同じ一方的に負けるにしても、ほとんどパンチを打たずに、ヒョロヒョロと負けるのと、青学大熊さんのように、倒されて殴られて踏んづけられても、何発か顔面にパンチをぶち込んでやるくらいの闘志がなければ、わざわざ大学生にもなって、どんくさい防具なんかつけて汗水流す意味がないではないか。
大商大の拳法
① 防具慣れしている
② 自分で積極的に練習してきた拳法
机に座って教えてもらうという受身の学習法ではない。だから、個性的であり、どんな相手でも臨機制変できる。
③ 組み打ち専門の「どすこい拳法」 は別にして、相手が組んできてもうまくそれをかわせるガッツがある。技術ではなく根性でこれに対抗している。「土俵際」の使い方が非常にうまい。
大商大VS中央大学戦 次鋒戦
2020全日本学生拳法選手権大会 大阪商業大学vs中央大学
https://www.youtube.com/watch?v=kASIV1RN430
3:30あたり
組んでこようとする相手を押し戻すのではなく、蹴りやパンチをぶち込むことで「押し返す」。組まれれば即、膝蹴りを(何発も)入れる。半分組み打ち状態で、そこから強力な面突きを何発もぶち込む。これで相手は嫌になって離れてしまう。
この上田という2年生は、対明治大学戦で、結局は敗れましたが、この「半分組み打ちの状態」からの面突き」で一本もぎ取っていました。相手の深町氏は「おいおい、あんなのありかよ」みたいに、頭を抱えていましたが、反則ではないのでしょう。
2020全日本学生拳法選手権大会 準決勝戦 大阪商業大学vs明治大学
https://www.youtube.com/watch?v=vL1-FbRFLN8
1:55あたり
なにしろ、この選手は審判が「勝負はじめ」と言ったときには、すでに停止戦から2・3歩、踏み込んでいるというくらい、ファイティング・スピリッツが旺盛な形です。
④ ギリギリのところで勝負している(土俵際でも諦めない)
⑤ スタミナがある
約一名、私が「ミスター1分30秒」と密かに命名している方以外全員、三分間打ちっぱなしというくらい前へ出て戦っている。
「ミスター1分30秒」 → 大商大スポーツのビデオでは、2019年の対龍谷大戦だったか、では非常にいい試合をされていたのですが。
○ 大商大の面白さ
論より証拠、2020年第65回 全日本学生拳法選手権大会(男子)における大阪商業大学の戦いぶりを見ればわかる。
実際に、私はこうして今回の大会を楽しみました。
2020年 第65回 全日本学生拳法選手権大会(男子) 大阪商業大学の戦い
① 初戦 対慶応大学 総有効攻撃数:36
○先鋒 1 2-0 2分30秒
○次鋒 9 2-0 1分15秒
×三方 5 0-2 1分45秒
=中堅 11 引き分け
○三将 2 2-1 2分25秒
○副将 6 2-0 2分40秒
○大将 2 2-0 30秒
2行目の数字は、有効攻撃打数。
即ち、後拳・前拳もしくは(ひざ)蹴りで、実際に当たった、或いは当たれば一本になっていた攻撃の数。組み打ちでの押さえ面突きは含まれない。
② 対同志社戦 (昨年三位)総有効攻撃数:33
×先鋒 2 0-2 3分
○次鋒 7 2-0 3分
○三方 5 2-1 1分45秒
○中堅 3 2-0 1分20秒
○三将 3 2-0 1分
=副将 6 0-0 3分
×大将 7 1-2 1分20秒
③ 対中央大学 総有効攻撃数:59 (代表戦は不含)
×先鋒 1 0-2 1分20秒
○次鋒 15 2-1 2分40秒
×三方 4 1-2 2分20秒
○中堅 3 2-0 40秒
×三将 6 0-2 2分20秒
=副将 18 0-0 3分
○大将 12 2-1 2分50秒
○代表戦 17 1-0 6分50秒
④ 対明治大学 総有効攻撃数:37
×先鋒 8 0-2 2分
×次鋒 1 0-2 2分
×三方 2 0-2 1分40秒
○中堅 6 2-0 3分
○三将 11 2-1 3分
×副将 5 0-2 30秒
×大将 4 0-2 1分24秒
⑤ 対龍谷大学(昨年の優勝校)総有効攻撃数:37
×先鋒 0 0-2 40秒
○次鋒 8 1-0 3分
×三方 3 0-2 30秒 (押さえ面突き×2)
×中堅 2 0-2 1分20秒
○三将 6 2-0 2分
○副将 10 2-0 2分15秒
○大将 8 2-0 2分10秒
○ 中央大学から見た大商大 総有効攻撃数:66
○先鋒 9 2-0
×次鋒 10 0-2
○三方 10 2-1
×中堅 0 0-2
○三将 5 2-0
=副将 20 0-0
×大将 12 1-2
○ 明治大学から見た大商大 総有効攻撃数:67
○先鋒 10 2-0
○次鋒 8 2-0
○三方 8 2-0
×中堅 17 1-2
×三将 6 0-2
○副将 7 2-0
○大将 11 2-0
因みに
○ 明治大学 対 関西大学 総有効攻撃数:56
○先鋒 15 2-0
○次鋒 12 2-0
×三方 5 1-2
×中堅 3 1-2
×三将 5 0-2 (どすこい拳法に圧倒される)
○副将 10 2-0
○大将 6 2-0 30秒
好く勝つ者は善く打つ
→ 「いい仕事してますか ?」ではありませんが、強い者は、汗水流して戦い、(労力を)出し惜しみしない。
積極的に前へ出て戦おうとせず、打たれるのを恐れ、負けることを恥ずかしがり、格好ばかりつけて「戦うフリをしている」者は、社会人になっても「仕事をしているフリ」で飯が食える、ぼんくら公務員になるしかない。
*** 「有効攻撃」なんて言っても、片手に缶ビール、片手に100円ショップの親指の先くらいの小さな計数器で、ベッドで寝転びながらカウントしてましたので、しかも、全くの個人的な感覚での「有効」ですので、そのあたりはご容赦ください。
○ いかに明治・中央という、関東における強豪校が(出し惜しみすることなく)積極的に・自分から打って出ているか、ということ。
特に、あの「明治の木村」は、決勝戦で15発も打っている(一方の関大は、腰が引けているため、有効なパンチは3本くらい)。
獅子はウサギに対しても全力で戦う、という格言がありますが、どんな相手に対しても、力の出し惜しみをせず全力で戦うというのは、武道家として最高の礼節を弁えている、と申せましょう。まさに「鞘に入った刀」です。
今大会、大阪商業大学の報道部(大学日本拳法スポーツ)さんが、彼ら日本拳法部の戦いを、緒戦から三位決定戦まで撮影・編集し、その映像を投稿して頂いたおかげで、非常に楽しめました。
2019年から日本拳法部の今大会を記録されているようです。
キャプションが楽しい。
「緒戦は慶応大学です !」
「次は、去年の3位同志社です、がんばれ !」
3位決定戦で勝利すると、「やったー !」等々。
私のような非大商大(卒業)生でも、ついつい引き込まれて見てしまう。
日本拳法における戦いを数十もの項目に分類し数値化し、それぞれの関連から、そこに存在する法則を見出して方程式にして、なんていうことではない。
早い話が、監督やコーチが、お前(選手)は三分間後拳ばかり30発打ち続けろ、お前は一試合に15本以上突き蹴りを打て、と(各選手に適した)数字で、目標を与える。
大きな目標を提示するだけで、後は、選手自身がその目標を達成するために自分自身で工夫し実行する。絶対目標は上から強制されますが、その達成手段・方法は、各自が自分で考え出す。トップダウン&ボトムアップ方式です。
40年前の私たちが先輩・OB・監督・コーチといった指導者たちから受けた指導というのは、「技術を教わる」というスタイルでした。3分間の間に何度かインターラプト(中断)がかかり、こういう時はこうする、ああすると、指導を受ける。彼らの経験からの教訓を教えてもらうわけですが、勝負が再開されるとそんな教えは吹っ飛んでいってしまう。指導者は指導するフリをし、選手は教わるフリをしているだけ。
GMのビリー・ビーンが不満だったことは、スカウター(いい選手を探し出してくる役職)たちが、自分(たち)の感覚的・経験的な主観や野球界の常識といった観点でしか選手を評価できない、という点にありました。
2021年07月04日
...「コラ !」
何しろ、この方の「コラ !」のひと声で、車椅子の障害者が立って歩いたという話があるくらいです。
...大商大のいいところ
現実感がある。
明治の拳法は、速すぎて、威力がありすぎて、とても自分ではできそうにない。非現実感。
...慶応大学に学ぶ「日本拳法は美学」
勝ち負けではない。
自分の美学をどこまで追究できたか、にストイックなまでにこだわっている、という感じを受けました。
大商大の選手たちも拳法歴20年クラスなのでしょうが、なんとなく明治の選手たちとは違うアーキテクチャで育てられているような。
そういう人ばかりを集めてきたのか、大商大でそうなったのか、その両方なのか。
大向こうを張るような派手な技ではなくても、全体としてみれば試合に勝っている、負けても善戦している。
アメリカのパワーサッカーに勝った、2011年のなでしこジャパン。
相手に自分の戦い方をさせない。
一見、小柄でフニャラ・フニャラした、スローでやわい(軟い・柔い)感じの女の子たちが、強豪チーム(メキシコ、スウェーデン、アメリカ)に、彼らのサッカーをさせない、リズムに乗せない。剛毅・豪快・パワーとスピード、そして本来彼らが持つ素晴らしいテクニックを、やんわりと封じ込めてしまう。
なでしこジャパン FIFA女子ワールドカップドイツ2011総集編
https://www.youtube.com/watch?v=bbTz4kHnWfw
大商大以外にも、そういうスタイル・ソフトウェア・戦いの思想で、明治や関大と勝負する大学が出てくると、この大会はもっともっと面白くなると、私自身は、非常に楽しみにしています。
2021年 8月10日
平栗雅人
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