ストーカーは名探偵
みかんねこ
第1幕僕は君の味方
「みんな!ウルトラハッピー!!!」
と小さなライブ会場が十数人しかいない会場になり
その場は彼女の虜と化す
そんな中で常にその中で一段とテンションが高く全て"ななみー"グッズに身に纏い最前列で応援する男
そう、僕、後藤翔28歳サラリーマン、会社に内緒で掛け持ち夜のパチンコの清掃
なぜバイトするかと言うとグッズで財布がカツカツだからだ
僕はアイドルオタクで様々なアイドルに精通している生粋のアイドルオタクである
だがしかし、近年僕の1番の推しがいる、最近彼女のことばかり考えてしまう、他のアイドルは少しご無沙汰になってしまった
僕は2年前にデビュー当時から彼女の虜だった
それはどんな時でも予定外でなければ休まずライブに出てくれて握手の時名なんか本当は20秒しかダメなのに1分近く手を握ってくれて、なおかつ一人一人に会話をしてくれる、ライブ終わり必ずファンのみんなに手を降って決めゼリフの
「みんな!ウルトラハッピーでまた、来てねー!!」
と最後必ず言う言葉に僕いつも勇気つけられている
彼女の為ならなんでも出来るいや、彼女の望むことならなんでする…あぁ、ななみー
と彼はライブ会場でペンライトをフリながら彼女のことを想像する
妄想の沼に浸る
地下アイドル七海満(ななみ みちる)
通称ななみー
彼女は地方から上京して出身は秋田、髪型はボブのショートの黒
身長は160丁度くらい
体重は秘密らしい(可愛いなぁ♥女の子だしね♥
好物はイチゴのショートケーキ
苦手な物 ブロッコリー、ホラー映画
趣味はカフェ巡りと猫グッズを集めること
得意な事はお菓子作り、りんごの皮を剥くこと
(僕もななみーの手料理たべてみたいなぁ
口癖は「ウルトラハッピー!」
好きな曲アニソン
好きな動物 猫、金魚
番組 バラエティ、アニメ
ツイ○ターでは2020.10.25からいつも猫柄の服のパジャマだね
マネキュアは薄いピンク
4月12日は渋谷で友達と古着とカフェ巡り
4月13日家で友達とチョコファンデュパーティ
4月14日昨日は渋谷のタピオカ店で店特製イチゴミルクタピオカを頼んではしゃいでたね(僕も予定を空けて買ってみるよ)
4月15日今日はライブ終わり、替えのTシャツはいちごのキャラ物だね、昼ご飯はハンバーグ弁当が有名な赤丸屋の弁当でそう言えばメニューに苦手なブロッコリーが入ってたけど食べれたかな?
僕もあれ苦手なんだよ☆
と彼女のツイ○ターの投稿にコメントする
マネージャーも苦手ものとあと今日のライブだって予定と30分はズレて遅れた理由もマネージャーのスケジュールミスだって言うしまったくそのくらい把握しなきゃさぁ
(まぁ僕がマネージャーだったそんなの簡単だけど
そしてスーパーで買った半額の唐揚げ弁当を食べ身支度を整え
僕は"あるところ"に向かう
僕はここ最近、秘密の日課がある
ななみーの護衛、ボディガードだ
彼女が心配しないよう周りや彼女には黙っている
なぜそんなことをするかと言うと
それは僕の理想、そして僕らの憧れななみーが
ストーカーに合っていることだ
ツ○ターでここ数週間
ストーカー被害に合っていること何度かつぶやいいて僕はいてもたって居られず
すぐに彼女の身辺を密かに守ることにした
彼女は今日、マネージャーと一緒に帰るようだ
今日はたまたま忙しくてライブあとから"見守れ"なかったけど(ごめんよ…ななみー
服装はサングラス、マスク、服はまぁあんまり持ってないからスーツでいいかこの際あとこっちの方が
怪しまれないだろ…
彼女のアパートは5階建ての2階に住んでいる
「どんな奴がななみーを怖がらせてるんだ許せん!」
と一人ブツブツ一人事をいいながら片手に望遠鏡で彼女の部屋の窓を確認しながらアパートの近くの電柱に立っていると
「あなた何してるの?」
後ろから聞きなれた声が彼の背中に突き刺さる
「え、まままままま、まさか…?!!」
「あなたこんなところでな…にしてそのスマホに着けてるストラップてライブ限定…?!」
(ヤバいぃーーーーー、しまった!!!!つい習慣でお守りに付けていたストラップがぁ!!!!
どうする?!どうする!!?
だけどここは知らないを突き通すしか!!!
「い、ぃぃぃいえただの通行人です、あとこれは知り合いからもらったもので…じゃぁ!」
と無理やりにその場を去ろうとした瞬間持っていたカバンからある物が落ち、彼女はそれに気づいてすかさず拾う
「これって…?!」
とそんな言葉に気づいて振り返ると彼女が拾ったのは、ななみーファンクラブ会員登録カードだったあと顔写真入りである
「げぇ!」
と思わず言ってしまい
彼女は不審から確信に変わり
「あなた…まさか、ストーカー??いつも来てくれてる会員さん?!ウソ…そんななんで酷いなんでこんなこと…!」
彼女は悲しみと恐怖の表情で僕を見つめる
違う、違う、違うと心の中で否定しなが僕はこの場を乗り切る方法を、脳みそをフル回転させる
考えろ、考えろ、考えろ後藤翔28歳!!!!
そして僕が結論付けた言葉は
「ぼ…僕は、内密に依頼された探偵です!!」
僕はこれからとんでもない発言をしたこととこの先こんな出来事が待っているなんて僕は想像もしていなかった…
↓
↓
↓
読んでいただきありがとうございます
面白かったら応援、評価のほどよろしくお願いします。
ストーカーは名探偵 みかんねこ @mikanneko2911
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。ストーカーは名探偵の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます