第4話 感想に慣れるためにはどうする?
何度も何度も感想や批判を貰うと、それが日常の一つとなります。
つまり、いちいち感情が揺れ動くことは少なくなるのですね。
全く何も感じないことはないかと思いますが、回数を重ねて、感想を貰う自分へと慣れさせる。これも重要な事だと思います。
売れなかった作品を読んでみる、というのも、一つの手です。
売れなかった作品(ようは一巻や二巻で終わってしまっている作品)は、出来があまり良くなくて続刊されなかったものがほとんどです。
あるいは、つまらないとまではいかないまでも、『物語として何かが足りていなかった』、だから人気が出なかったものが多数です。
なので、『反面教師』として売れなかった作品を読んでみて、なぜ売れなかったのかを考えてみるとよいと思います。
自分の作品と比べてみて、「あれ? この作品と似た失敗、自分もしてないか?」と、気づく事も重要です。
良作を読むのはもちろん上達への近道なのですが、売れなかった作品を読むのも良い作品への近道だと思っています。
■一次選考について
以上、一次選考で落ちてしまう方向けに、色々と対策など記してきました。
これまでの事を複数実践していけば、作品としての完成度が上がり、二次選考へと進めるかと思います。
特に、『作品は読者の時間を使って読んでもらうもの』と気づく事は、壁を破る第一歩だと思っています。
これはプロになっても変わらないもので、作品は常に読む人が楽しめるかどうか、を心がけていくものです。
おそらくライトノベルにおいて。一番重要なことなのではないかと思います。
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。
次回からは二次選考についての記事となります。
「一次は通るんだけどそれ以上にいけない!」という方向けの記事ですので、興味があれば読んで頂けると嬉しいです。
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