第2話 小学生

祖母に甘やかされて育った結果、

私は健康女児を超え肥満女児だった。


また、父親に似て肌は黒く毛深く目付きがあまりよくなかった。まさに男勝りな女児。


それでもコミユニケーション力が合ったのでいじめられることなく、友達が沢山いた。


中学年になる頃、ハーフの女の子と同じクラスになった。

彼女は彫りが深くて綺麗な顔をしていたけど家があまり金銭的余裕が無いようでお風呂には数日おきに入っていたらしい。

それが理由で彼女に対するいじめが日々エスカレートしていった。


この頃、○○菌(○○は人の名前)というその人に触れてしまったりすると伝染る!なんていういじめが流行っていた。


なぜか正義感に溢れていた私は、彼女を守り教師に何度も話をしてなんとか終息させようと必死だった。


それが転じて、私まで虐められるようになった。


高学年になるとおしゃれに目覚める男子女子が増えてくる。

そんな中、ぽっちゃりとしておしゃれに無頓着な私をいじめる理由としては十分だった。


学校へ行かなくなったこともあったが、友達が居たのでなんとか登校続けることができて卒業も出来た。


この時の、私へのいじめが今後のひねくれた私をつくりあげたんだと思う。

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