嘘のようなホントの人生
みなみ
第1話 幼少期
両親と私と弟の4人家族。
母親はバツイチで前の旦那さんとの子で種違いの姉が1人いる。
母方の母とはよく会っていたが父は既に亡くなっていると聞かされていて、同じ市内に母と姉が2人で暮らしていた。
なぜ姉とは一緒に住めないんだろうか、なぜ苗字が違うのだろうか、なぜ顔がこんなに違うのだろうか、、と様々な疑問はあったがあまり深く考えることも無くすくすくと育っていた。
今では虐待といわれる行為が躾として当たり前だった幼少期。
朗らかで優しい両親のもとで育っていたとは思うけども、何かしてしまったときはそれは酷く怒鳴られ、叩かれ、土間や蔵に閉じ込められて泣き叫び疲れて眠ってしまった頃に家の中に入れてもらえる。
そんな日常が当たり前だった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます