次回予告:第2章『変転』

変わらないものはない

当人の望みとは無関係に、無慈悲に、無責任に、あらゆるものは変転していく


一山いくらの存在であったユウスケは、優助という意味を得たことから変わっていく

それは、生き方の変化を強制されることでもあった


無価値な存在であった理保は、特殊な存在に変わり、やがて特別な存在へと変わる

それは、与えられていた価値とは異なる価値を得ることでもあった


二人と共に、世界は変わり転じていく

その意味を、今は誰も知らない



【その祈りは獣に捧ぐ】

次回、第2章『変転』


変わることで、変わらぬものを手に入れる

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