第3話

今は夏至の真っ盛り。ついでにいうなら祝日だ。

今はサクラの家に同居してるサクラとモミジは、サクラのとう様とかあ様が買いだし外出中に、話したいことがあるからと、二人でキッチンで、こそこそ話をしていた。蒸し暑いのに顔を近づけ小さな声で話していた。 二人は自家製のミント水を飲みながら「学校での嫌な出来事」について話し合っていた。


少し不良じみた男子達がメインで、算数の先生に失礼な事をしているのだ。何故か?不衛生と苛めを行ってると想う。授業中にゲラゲラ笑って、大声で喋っているのだ。

「くっさ」「汚ね」真面目に授業を受けたいサクラはモミジに「あれは苛めですよね?」と確認した。穏やかなモミジは「なんで、算数の先生が苛めになってるんだろう?」と核心をつく。でもサクラにはわからない。ミント水をくぴっと飲みながら「何が原因なんだろうね?」中肉中背の整髪したイケメンの先生なのに、女性教師が「好き子苛め」にあう理屈はわかるものの、イケメン教師に好き子苛め?

まさか男子らホモなのかな?とモミジに言うと、「絶対に違うと想う」と激しく否定された。くぴっとミント水で体内を癒すモミジ。絶対にノンケだよと付け加える。「だってサクラの事、羨ましげにみてるんだから」と理由を教えてくれた。普段、二人で居るので、何時の間にそんな事になったのだろう?と想ってたら「トイレの時とか、体育の着替えの時、『仲良すぎ』って警告されたから」何れは婿養子に入る身だから「譲れない」と言ったの事で。私は成る程と『好き子苛めではない』と納得した。モミジはくっとミント水を飲み干すと、新たにミント水を追加した。

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