グルメも唸るキャンプ飯!
夢莉「ここの街は寒すぎる!よって暖かい食べ物を提供しようと思う!」
陽那「お鍋?それとも辛いもの?」
夢莉「辛くて熱いものにしよう!」
この街で一番辛い植物"ファイヤーグラス"を主軸にした鍋料理を作る。
夢莉「容量を間違えないように、、」
陽那「この街でもチーズみたいなもの売ってたよ!」
夢莉「最高だよ!沢山入れよう!」
完成したものはほぼ完璧だと言えるものだった。チーズみたいなものは伸びて写真を撮りたくなった。
夢莉「これなら街の人にも満足して貰えるよ!」
陽那「待って!!その前にこれとキャンプを結び付ける方法を考えようよ」
そういえば忘れていた。キャンプも楽しんで貰えるようにするのも目的だった。陽那はたまに鋭い。
夢莉「大きい鍋に作って囲んで食べるとかどう?そしてテントの中で星空を見るの」
陽那「それ最高だと思う!」
夢莉「沢山作らなきゃね!」
そして大量の鍋作りが始まった。ファイヤーグラスのせいで目が痛い。
陽那「うぅー、染みる〜」
夢莉「私もだよ〜」
涙を流しながら作った料理は美味しい。
宣伝してみると、沢山の人が来た。そうしてこの街では有り得ない外で夜でのキャンプを始めた。
夢莉「この街でキャンプをしようと思ってます!体験してみたい方はぜひ!」
陽那「暖かいですよー」
そうすると老若男女集まってきた。まずは大きな鍋を囲んで鍋パーティーを開いた。
手応えは上々。体が温まったらキャンプだ。最初は寒いのを嫌がり抵抗はあったが、意外とテントは暖かく、好評だった。
この街はすごく空気が綺麗で白い息は出ないほどだ。夜空も澄んでいる。
夢莉「今までで一番綺麗な空かも」
陽那「どこの場所よりも綺麗だよね」
そう喋っていると、「当たり前だよ」と街の人が一言。それほど自信があるのだろう。
外の寒さと中の暖かさのギャップで気持ち良くなってすぐに全員寝てしまった。
次の日、朝一番に綺麗な空気を吸い、気持ち良く目覚めた。辺りを見渡すと雪が沢山降っていた。
夢莉「雪といえばあれしかないよね」
陽那「かまくらだー!」
そうです。今日はかまくらを作ります。
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