極寒!スノールド
夢莉「それにしても、寒すぎる!!」
陽那「持ってきた飲み物凍っちゃったよーー」
そう、ここは持参した物は全て凍る寒さの街、スノールドだ。
ここの街のものは大体に魔法がかけられていて凍ることがないようになっている。
夢莉「やり方を覚えたら応用して便利に使えるかも」
陽那「できるようになりたいね」
まずはこの街仕様の物を持っていないので買い出しが最優先だ。(何となく前の世界のデ⚪︎ズニーランドが頭をよぎった)
店の中は案外暖かい。これも魔法の効果らしい。
陽那「こんなんだったら氷属性のモンスターも適わないんじゃない?」
夢莉「そうだよね。だからこの街の周りにモンスターがいなかったんだ」
この街の周りは氷属性のモンスターが多いが、この街の住人は氷属性では絶対に勝てないので、モンスターも近寄らなくなったのだ。
夢莉「ある意味平和な街ではあるんだね」
陽那「寒さ対策だけしておけばね」
防寒具も沢山買ったのでとりあえずテントを張った。防寒具のおかげで寒くはなかった。
ただこの街でキャンプをするのはリスクが高すぎる。外で火を炊いても外に出てる時点で寒いし、テントの中での活動しかできないのだ。
夢莉「寒すぎる」
陽那「こんなの無理だよー口の中にカイロ入れたい」
ここで閃いた。
夢莉「そうだ!暖かい食べ物を食べるんだよ!辛いものとか」
陽那「その手があったね!」
早速、辛いものを集めて鍋を作った。味はキャンプ飯の経験値が高い私たちが作ったから完璧だ。
夢莉「ふー、ふー、あむ。からーい!」
陽那「でも美味しい!食べ物のポテンシャルを活かしてる」
その匂いにつられて街の人も寄ってきた。少しずつお裾分けすると大好評だった。
夢莉「今回は食べ物からキャンプを広めていこう」
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