水の都ウォークス 美容も??
盛大なパーティーの後、この街での私達の役目は終わったので、おすすめの旅先を聞いていた。すると全員が(ウォークス)という場所を出した。
噂によると水の都と言われているらしい。街の八割強は水らしい。
夢莉「そんなところでキャンプなんてできないよなー」
陽那「どうにかなるよ!とりあえず行こう。」
やけに積極的だ。それもそのはず陽那は常温の水が美容にいいと聞いてから水を沢山飲んでいるから水の都の水に期待していたのだ。
陽那「美容〜美容〜」
本来の目的からそれている気がするが、もうウォークスに行く選択肢しかなかった。
街の人達に別れを告げ、次なる目的地、ウォークスへ向かうことにした。
それからの旅は大変だった。川に沿って歩いていくだけなのに、川釣りの大会に夢莉が出て、圧倒的な差で優勝し、スカウトされたり、毒のある魚をそのまま食べたり、様々あった。
夢莉「つ…ついに着いた」
陽那「ここまで長すぎる道のりだったね」
なんとかウォークスに着いた。二人は5歳くらい老けて見えた。
入ったら早々温泉の無料券を貰った。裏には効能が書かれていて、美容も書いてあった。
陽那「今すぐ行こう!」
陽那は一心不乱に走っていった。そして温泉に入ると、肌はツルツル、気持ちも穏やかになった。このまま一生いたい。陽那はも満足そうだ。
上がってからもずっと肌を触っている。余程気に入ったらしい。
夢莉「この後どうする?」
陽那「綺麗なホテル行きたーい」
確実に本来の目的を忘れているな。
夢莉「私達の目的はなんだったの?」
陽那「あ!そうだった、」
ようやく思い出した。そして結局海の上にテントを張れないので、空いてるところに一つだけ張った。1人用のテントに二人はきつい。
どうにかしなきゃ。
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