野営キャンプ

村を出て夜を迎えた。私達は周りのモンスターに気をつけて野営をすることにした。

テントを張るのも手慣れてきた。そして晩御飯を作っていると、何やら嫌な予感がしてきた。後ろを振り返ると、誰もいない。

しかし、何かの気配は感じていた。

そして、フェイントをかけて振り向くと……そこにはヨダレを垂らしたモンスターがいた。

夢莉は思った「食べられる」陽那も同じことを思っていたらしい。二人は即座に隠れた。

するとモンスターは私達ではなく、料理の方に向かっていった。そこで気づいた。別に襲おうとしている訳ではなく、お腹が空いていただけなのだ。

すると陽那がモンスターの元へ向かっていった。

陽那「お腹すいてるの?分けてあげる!」

モンスターは嬉しそうな表情で陽那に懐いた。

そうしてご飯をあげ終わったらモンスター達は沢山の木の実を持ってきてくれた。モンスターと仲良くなった。

夜はモフモフのモンスターにくるまって気持ちよく寝られた。

夢莉「陽那は本当に怖いもの知らずだよね」

陽那「意外と可愛いもんだよ!」

陽那には敵わない。

そして朝。朝もご飯をあげると、モンスター達は私達を乗せてくれた。

これで次の街までは楽できる。モンスターと仲良くすることも悪くは無い。

そうして、その日の昼には街に着いた。

夢莉「デカーー!」

陽那「なんだこれー!」

マウント・ストーンは山の上にできた街なので本当に大きい、そして標高も高い。

そこでは、みんなが自分の家を持ち、そこで暮らしていた。

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