キャンプの醍醐味は?
Q私にとってキャンプとは?
A普段の生活とはかけ離れたもの。
Q村人の皆さんにとってキャンプとは?
A日常。
これが少し前までのこの村での考え方だった。
しかし、私達はその受け継がれてきた考え方を少しづつ変えてきた。キャンプというものを楽しむ人が増えてきたのだ。
そこで、今回はキャンプの醍醐味を教えることになった。それは夜にならないと出来ないので昼間は各々待機してもらった。
そしてその間にも、村のみんなが楽しそうにしているのを見て嬉しくなった。
そして夜。村の灯りを全て消してもらい、空を見上げた。すると、満天の星空が広がっていた。
今まで村の灯りを全て消すことがなかったから、みんな初めて見るらしい。
夢莉「これが私達の夜のキャンプの醍醐味です!」
陽那「やっぱり綺麗だねー」
二人でキャンプする時はいつも見ていた。
村人「こんなに夜空が綺麗なのは知らなかった」
そう口々に喋る中。
陽那「見て!オーロラだ!」
なんとこの村ではオーロラも見ることができたのだ。これは予想外だった。
村人「オーロラ?」
夢莉「これはオーロラと言って空気の分子が光っているものですよ!」
やはりオーロラも知らなかったらしい。本当にもったいない。
次の日、村の会議で1週間に一回村の灯りを消して、夜空を見る案が可決された。
そうしてまた私達はキャンプの楽しさをこの村の人達に教えることができた。
やっぱりキャンプは楽しい。
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