アジアの語学力

 台湾に留学していた友人が、「韓国の留学生と一緒にいたんだけどさ……」と真剣な顔で言う。














「仲良くなった韓国の留学生…………



 日本語だけじゃなくて、中国語もペラペラだった……」




 自分の語学力にショックを受けた友人。

 なんとなーくわかる。

 日本の学生の語学力って、多分アジアの中でドベだと思う。というか、学ぶ外国語の種類も少なければ、外国語を使う機会も低いと思う。

 例えばベトナムのホーチミンでは、多国籍な会社が集まるため、高校時代に第三、第四外国語を学ぶことがざらだそう(特にフランス語とか)。フィリピンも英語が公用語で、船乗りや介護士・看護師・メイドなど、他国に出稼ぎする人が圧倒的に多い。必要度が違うのだと思う。

 そもそも大概の国は「多民族国家」なので、同じ国でも使う言葉が違ったりするから、現地でも共通語として英語を話すところもあるし。

 こうして見ると、「日本置いてけぼりだなあ……」なんて思う。私の場合ろくに英語も出来んから偉そうなこと言えないけど。


 ただまあ、私、道端で言葉がわからなくて困っている中国人にあったことはあっても、韓国人には会ったことがないんだよな。

 韓国人がいないかって? 福岡および佐賀にやってくる外国人は圧倒的に韓国人が多い。だって地理的に一番近いんだもん。日帰りで行ける。

 だからなのか、もう殆ど「ここは庭だぜ」って感じなのかもしれないなあ。



 昔地元テレビ局のインタビューに答えた韓国人旅行者、佐賀弁使ってたし。

 発音とアクセント、バッチリだったわ。


追伸

 日本に来ている外国人が日本語上手なように、海外に出ている日本人も語学に堪能な人は多いと思われます。

 あくまで大学生の感性なので真に受けないでください。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る