第一章
第1話
「さて、今回お前たちに行ってもらう世界だが、
「確かに、地球には魔法はなかったが、剣はあっただろう……」
「そうですね、確かに中世まではありましたが、現代では、もう使っている人は少ないですよ」
「そうなのか?」
「ああ、桜くんが言うように現代の地球では銃やナイフと言った武器を使用する人が増えたな。あとは、電動ノコギリや、水圧カッターなんかを使うやからも出てきたな。だが、今回行ってもらう世界は、それよりも危険だ。怪しきは罰せよの中世の世界観を残しているが、魔法が厄介だ。イメージ次第では、もしかしたら神よりも強いものを生み出すかもしれぬ。今回は、転移した勇者と共に魔王を倒して来い。あとは、お前たち2人に任せる」
「なあ、何処から行けばいいんだ?」
「それについては、私が案内します」
「紹介しよう、時空神クロノスだ」
「よろしくお願いします、桜さん、そして、暁さん」
「よろしくな、クロノスさん!!」
「よろしくお願いします、クロノスさま」
「はい、御二方とも、よろしくお願いします。」
「と言うよりもクロノスさん、俺と会ったことありますよね?」
「いえ、私は初見ですが、妹の時間神クロエが、貴方に膝枕をしたって言っていましたよ?」
「暁さん?」
「なんでしょうか、桜さん」
「女神から膝枕なんて、いいご身分ですね」
「まあな、なんせ俺は、神だからぁぁぁぁ!!」
唐突に桜に脛を蹴られた。痛い、これはあの弁慶も泣いちゃうわ。
「痛い、痛いよぉぉぉ……」
「はあ、言ってくれれば、私が毎日添い寝と膝枕してあげますのに……」
「ん?何か言ったか?」
「なんでもないですっ!!」
「痛ってぇぇぇ!!」
今度は、鳩尾に一撃。
もう泣きそう……
「挨拶も済んだし、そろそろ行けよ、お前たち、クロノス!!」
「はい、では、いきます!!開け、異界への門!!ではでは御二方とも、頑張ってください!!」
「死ぬなよ、暁!!」
「ああ、行ってきます、オーディン!!」
こうして俺たちは、剣と魔法の異世界に転送されることになった。
転送
[完]
_____________________
(あとがき)
皆さんこんにちは!!
汐風波沙です!!
更新日のギリギリですみません。
えっと、今回の作品は、文字数少なめ、話数多めで行こうと思います!!
理由は、特にありません!!
ですが、この作品が、1人でも多くの人が読んでくれると、嬉しいです!!
良かったら、感想やレビューをいただけると、今後のモチベーションになるので、よろしくお願いします!!
以上汐風波沙でした〜!!
次の更新で!!
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