第6話 ゴブリンと死の境界
ゴブリン
オーク、スライム、ドラゴンとともにファンタジー小説なら必ず出てくるモンスターだ。
作品によって変わるが大半は緑色のしわしわな不細工で欲が強く、下品な奴として描かれている。最近は味方として出たり、進化して上級モンスターになる場合もあるらしいけど基本的にみんなスライムと同レベルの最弱のモンスターとして出てくる。
ゲームでも冒険を始めた主人公たちの初めての経験値になることで有名だ。だって古いナイフや木の枝なんかでも倒せるのがゴブリンだからな。
でもさっきの矢が頭を貫いたことを想像すればヒヤッとする。
「くそ…… ちょうど戻ろうとしたタイミングに……」
さっき矢を放った奴に見える二匹が一番遠くにいて、その前には手にナイフを持った奴らがこっちをにらみつけている。弓を持った二匹が再び矢を装填してこちらをねらった。
生意気な…… と軽く笑って姿勢をとる。 撃った瞬間体に撃たれてしまう銃とは違って矢は放った瞬間体を大きく動かせることで何とかよけることが可能だ。
奴らは俺を囲む形で陣形をとり、ゆっくりと距離を縮めてくる。
そんな奴らは全く気にせず弓を持った奴らだけに集中した。
「キキャキャ!」
一番前の奴の叫びとともに矢を放した。腰を大きく動かして姿勢を下げると、矢が正確に頭と胸の高さを通る。
ナイフを持ったゴブリンたちが突進してきた。俺はそんな奴らの数を目で確認し大胆に笑って見せた。
「思ったより多いけど所詮はゴブリン!明日の俺のために踏み台となれ経験値ども!!」
弓を持ったゴブリンたちが再び矢を装填するのを警戒しながら奴らに向かって走り出した。
―次の瞬間、後頭部に鈍い重さとともに気が遠くなる。
「あ……?」
ふらつく体が倒れないように重心をとった。頭の痛みがのんびりと広がって思考が停止する。
なんだ……?と振り向こうとするのにー 今度は鋭い感触が肩を強く貫通した。
「…………?!!?!」
矢に、刺された。人生で感じたことのない激痛が気を取り戻して赤色が広がる。
痛い。痛い痛い痛い!まるで燃えるような激痛ですぐにでも悲鳴を上げそうだった!
だがそんな時ではない。
「キギギッ!」
「うっ?!」
ナイフを持ったゴブリンたちがいつの間にか目の前まで迫ってきた。痛みに慌てながら急いで棒を持ち上げ先攻の顎を殴り上げる。
重い……!
さっきまで激しく振るったせいで片手で使う棒は重すぎた。
先攻がやられたのにも関わらず、迫ってくる後方部隊の勢いは死なない。
棒の最大の利点は攻撃の範囲が広いってことだ。だからこれぐらいの数でもなんとかなると思ってた。
だがこんな風に片手を使えなくなったら、俺の実力ではその利点を生かすのは到底できない。
また飛んでくる矢を今度は逃げる形でやっとかわし、急いで町の方向に向かって走った。
「はぁ…!はぁ…!」
走るたびに肩の痛みが響く。重いうえ木にぶつかる棒はざまでしかならないので捨てる。
何がなんだかさっぱりわからなかった。さっきの鈍い痛みは何だ?ゴブリンは最弱のモンスターじゃなかったっけ?なんで俺はそんな奴らから武器まで捨てて逃げてるんだ?なんでこんなことになったんだ?
疑問と生まれて初めて感じてる激痛に頭の中がめちゃくちゃだ。
貫通された肩をつかんで逃げることだけを考えると、木に隠れていたゴブリンが飛び出て太ももを切り裂く。
「うあっ……!!!」
走ってたそのまま転んだ俺は地面に顔をぶつかった痛みも忘れて、足をつかんだ。刃に切られた痛み。紙に指を切られた時とは比べ物にならないほど痛かった。
「キャッ!!」
俺の血が付いたナイフを持って飛びあがるゴブリンが見えた。ウアアアアア……!と悲鳴を上げながら反射的に無事な脚でゴブリンの腹を蹴り飛ばす。そのまま飛んでいったゴブリンは地に落ちて苦しそうにケッケッ…!と息もまともにできずにいた。
そのすきを狙ってとぼとぼと足を引っ張りながら逃げる。
なんだあの野郎、まさか待ち伏せしてたのか?ゴブリンが?奴らにそれほどの知能があるのか?ありえない!
痛みに半分泣き出した俺は振り向くこともできずに逃げた。だが、遠くまで行くこともできず名も知れない気の前で立ち止まってしまった。
「はぁ…!はぁ…!」
息が苦しい。足が重い。いきなり全速力で走ったのもあるけど、棒術と一日中歩き回ったのが大きすぎた。
運動と距離をとった今までの人生を恨みながら後ろを確認した。
するとー 今度は左の太ももに冷たい激痛が響き渡る。
「……!!!」
今度こそ音のない悲鳴を上げながらその場に倒れる。矢に当たったところをつかんで顔を上げると弓を持ったゴブリンがほかのゴブリンとハイタッチしているのが見えた。
いつの間にか追い越したみたいだ。そりゃここは奴らの縄張りだから地形はよくわかっているはずだ。
そういえば樹木の上にもゴブリンがある。何か布みたいなものを持ってるんだけど、その中には石が入っているみたいだった。
……まさか…… さっき頭がボーとなったのはあいつのせいなのか?そんなことまで計算してるのか?ゴブリンが?
奴らはキギギッと歯ぎしりをするかのような音を出しながら、少しずつこちらに近づいてきた。まるで獲物に慎重を加える狩人のようだった。そんなゴブリンの顔には深い殺気とともに、俺を捕食しようとする狂気が込められていた。
怖い……
なにこれ…… 怖い…… 怖い怖い怖い怖い怖い怖い……!こんな怖い奴らが最弱のモンスターだと?
ゴブリンもスライムも、俺が知ってる最弱とは程が遠かった。
小説の中で何も知らない高校生たちが倒したスライムとも、ゲームの中でレベル1が殺したゴブリンとも、あまりにもほど遠い。
ふと受付さんが言った言葉が思い浮かぶ。
仲間を集めていったほうが…… せめて日が明けてから行った方がよくないでしょうか?
それはこんな状況を予想したからの言葉だった。忠告だった。警告だった。最弱とはいえ、一人で狩りをするには無理がある。こいつらは頭に石を投げて動きを止めたり、待ち伏せしてすきを突くという最小限の知能を持っているのだ。
「……は…… ははは……」
笑いが出ちゃう。ぎひひひと息を殺して笑う。気がずれて?ばかばかしくて?違う。わかってしまったからだ。
何とか手をついて身を起こす。だが立ってる気力はなかったので、木に寄りかかる。
俺はなんという勘違いをしてしまったのだろう。ネットで見た異世界召喚だから?天職が創造人というチートだから?棒術でスライム何匹狩れたから?
特別な人間になったと…… 勘違いでもしちゃったのか?
「ふざけやがって……」
俺が知ってるスライムとは違うと気が付いた時点で、いや身分証明書を作るためには戸籍が必要だという現実的な問題にぶつかった時に、気づくべきだった……
ここは異世界だけど、ファンタジーだけど、ご都合主義の世界じゃない。生物が生きるために頭を使って、弱ければ殺されて、それぞれの生き方があって、何もしてない引きこもりに慈悲など施してくれない、俺が生きてきた世界と何の差もない世界だった。
「キギャギャ」
ゴブリンたちが舌鼓を打ちながら目の前まで迫ってきた。
このまま俺は食われるのか。別にいいだろ…… どうせ召喚されてなかったらゴミみたいな毎日を繰り返して死んだだろうし。
オオカミの群れが牛一匹を食い尽くす動画を見たことがある。俺はきっと似たような感じで食われちゃうのだろう。それを知ってるからこそ、恐怖が減る。むしろさっぱりだ。知ってるってことは、こんなことだ。
俺の人生はそんなつまらないものでいっぱいだった。俺の時間はそんなだるい時間が続けてきた。ずっと終わらせたいと思ってた。望んで望んで望み続けてきた。
そしてついに……
「キギギッ」
その終わりが目の前に現れた。
ゴブリンがナイフを持ち上げる。とどめを刺すつもりのようだ。ならば狙うのはきっと頭だろう。
ナイフが振り下ろされた。まるで魂を狩る死神の鎌のようだ。
死。生きている人間ならだれもが一度くらいは想像してみる死。俺はそんなものをほかの誰よりもいっぱい想像してみたと自負している。
でもいざ、その死が目の前に近づくと……
死にたくないな。て思った。
「創造。」
………あ?なに?」
今、声が聞こえた。
「存在しないものを作りだし、存在することを作り出す。だが、神の領域には決して足を踏み入れないゆえ、創造人と命名する。」
得体のしれない声に、目を開ける。振り下ろされたナイフは目の前まで届いていた。それは、ゆっくりと近づくかのようにも、全く動かないようにも見えた。
世界が真っ白だ。色を失ったように、最初からなかったように、存在する全ての色が否定されてそこに存在していた。
そんな世界に色を持った唯一の存在が、ゆっくりと足音を出しながら俺に近づいてくる。
20代に見える清楚な女性だ。光を跳ね返す美しい銀髪。細くて鋭い顔に目の化粧が濃い目つきはやや鋭い。内側には神秘なことにも黄金の瞳が込まれていて輝いていた。
さっき聞こえた声が彼女の口が動くのと同時に聞こえてくる。俺を見下ろしながら彼女が聞いた。
「君、何してんの?」
「見りゃわかんだろう。死ぬ寸前じゃねえか。」
あ、初対面でかなり無礼な口方が出てしまった。なのにも彼女は少しも気にせず質問を続けた。
「死ぬ?そう?どうして?」
「考えを間違えた…… ゴブリンは弱いとか、異世界でチートもらったから楽勝とか、俺は特別とか…… 知りもしないくせに勝手に思い込んじゃった。」
「ふーん…」と彼女が瞼をそっとおろす。そして首を傾け、評価を下した。
「君、馬鹿なのね?」
「……」
「知りもしないくせに勝手に結論つけちゃうなんて、本物の馬鹿だけがやることじゃない。」
「……」
「そして戻せなくなった時に後悔する。いつもそう。いつも繰り返す。馬鹿の中での馬鹿だよ。」
説教に似たひにくれ。でもそこに間違ったところはなかった。
普段の俺なら適当に聞き流しただろう。でも死ぬ前にあんなことを言われるのはいくらなんでも嫌だった。
「うるせえな。なんだよお前。何様のつもりで人の崇高な人生最後のページに現れて馬鹿だの何だのいじめてんだ。」
「崇高?君は死が崇高だと思ってるの?そのどんな死も崇高にはなれないよ。死ぬときはみんな痛くて、寒くて、寂しいだけだよ。死ぬ寸前のくせにそんなこともわからないの?本当馬鹿ね。」
「……うるせ。馬鹿馬鹿言うな。」
「だって君馬鹿だし。」
「違う!」
「違う?」
「違う。」
「違くない。自分の力すら使えないのに馬鹿じゃなきゃなんなのよ。」
……俺の力?
「何お前…… 俺のこと知ってんの?」
「それは君じゃなくて僕が聞くべきことだろ?君はなに?君は誰なの?」
俺がだれかって、いきなり哲学的な質問が返ってきた。でも答える。
「リアス。俺の名前はリアスだ。」
「………それだけ?じゃあ君は死ぬ寸前のリアスなだけなの?」
「いや、違う。俺は……」
「君は?」
「俺は…… 人間だよ。愚かで、馬鹿で、惰弱な…… 人間だ。」
「人間、ね……」
懺悔でもするかのような答えに、彼女は人間という言葉を小さく繰り返した。そして首を少し傾けながら聞いた。
「人間が何を持っていると思うの?」
「……ん?」
「人間はこの地を覆っている。バカなのにすべての地を占めて、愚かなのに町を作って、惰弱なのに動物を追い出して…… 人間が何を持ってるの?人間は何でそんなことができる?人間がほかの動物より優れたところはなに?君は知ってるの?」
突然の問いに、答えが出なかった。
「人間が何を持ってるの?考えてみて。翼もないのに空を飛ぶ。魚でもないのに海を渡る。存在しなかった食べ物を作る。見えないものを信じる。世界の始まりを再現する。遠く離れた人と顔を向き合って話し合える。病気にかかった人を治療し、足を使わなくてもどんな動物よりも早く走れる。このすべての不可能が人間にとってはできるだけじゃなくて、当然だよ。理由はなに?君は知ってるの?」
続く質問にも答えられなかった俺に、彼女は少し腕を広げて答えを教えてくれた。
「想像。人間が持ってるのは想像力だよ。その形もなく、定義するのも難しい不明瞭な価値のために、人間はすべてをささげてきた。人間はいつも何かを想像してるから生きていけるんだよ。ご飯を食べる想像、寝る想像、旅をする想像、勉強する想像、他人を殺害する想像、より良いものを想像する想像、天気を予測する想像、自分自身を批判する想像、お互いを省察する想像、他人を愛する想像、愛される想像…… 人間が神の選択を受けたから、この地を支配できるのではない。ただ、想像できるからそれを自由に表現するだけなの。」
自由に表現するだけだと?
「人間が自由だとでも言いたいのか?どこが?金がいなければご飯を食べられない。家がいなければ寝れない。働かなければ金を稼げない。勉強しなければはたらけない。大人にならなきゃ愛されない。ここのどこに…… 人間が自由だというんだ。」
彼女がかわいそうに言った。
「人間は十分自由だよ。ただ、自らを閉じこむだけ。自分を制限しなければならないという想像。寂しがりあの人間が一人にならないために自ら決めたシステム。」
「……そんなの俺の想像じゃない…… 俺じゃない奴の想像が今のシステムを作ったんだ。」
「人間は神ではない。そうでしょ?人間一人が世界を変えることはできない。世界を救うことはできない。たとえそれが、勇者だとしても。だって世界は、一人ではなく一人一人の想像によって動かされるものなんだから。」
認めるわけにはいかなかった。納得できなかった。でも…… 子供をなだめるような彼女の声に、とても腹を立てることができなかった。彼女が再び口を開く。
「フィロナという女性がいたよ。彼女の夢はすべての種族が共に生きる町を作ることだったの。周りはみんな彼女を笑って、馬鹿にして、もてあそんで、一人にさせた。でも彼女は決してその想像をあきらめなかったよ。」
彼女が初めてそっと笑った。
「彼女があきらめないから、彼女の想像を素晴らしいと思う人たちまで現れたよ。彼らは力を合わせて町を作ることに成功したの。何十年という時間がかかってしまったけど、彼女の想像が不可能だったはずのことを実現させたんだ。」
細い指を上げて俺を指す。
「そしてそれが、君の力なの。」
「俺の…… 力?」
「想像して、考えて、作り出す。それは太初から人間だけが使えることであって、これからも人間だけが使える力だよ。君はそんな人間の最も強い力を、誰よりもうまく使える力を持っているの。それが創造人。神にはなれない人間の限界だ。」
……今でも、彼女が何を言っているのかさっぱりわからない。彼女がだれなのか、どうして俺にそんなことを教えてくれるのか、何一つわからない。
なのに、どうして?彼女の声を聞いていると、話を聞いていれば、創造人とはどんな天職なのか、分かる気がする。
理解するというよりは、忘れていたものを思い出したような…… そんな感じだ。
どうして……?
だが今度は、彼女は答えを教えてくれなかった。足を回して遠くなり始める。反射的につかもうとしたが、体に力が入らなかった。
「きっと…… これからたくさん苦しむだろう、いっぱい傷つくだろう。倒れて…… あきらめるしかないことが起きるかもしれない。でも僕は…… 僕は君を信じてる。」
……なんなんだ、この女は、いったい。
「俺に今何ができる?は自分を閉じこむ想像だよ。それは世界を変えない力なの。フィロナが理想の町を作るために最初にしたことは、他種族に声をかけることだった。君が今自分に投げる質問は、俺は今何をするべきだ?だよ。さぁ、君は今何をするべきだ?」
あんたは、なんだ。いったい誰だ。この状況は何だ。どうして…… どうしてそんな顔をするんだ。
今度は口が動かなかった。
彼女も答えなかった。
風景が戻る。真っ白だった世界に線が、色が、生気が戻って絡み合う。
再び目の前には俺を刺し殺そうとするナイフがある。一瞬にして、俺の頭を貫くナイフだ。
俺は今何をするべきだ?
……よけないと。
「……キギッ?!」
ゴブリンの驚いた声は後ろから聞こえた。振り向くと俺とゴブリンの群れは十歩ほど離れた場所にいた。
俺に気が付いたゴブリンたちの目が大きくなる。びっくりしたようだ。俺の髪をなでおろすとずっと長かった。色もさっき見た彼女と同じ銀髪になってる。そしてなでおろした左の薬指には空色の宝石が込まれた指輪がはめられていた。
わかってる。これは、俺が作り出した力だ。
体に刺された矢を抜いた。痛みは感じられず、電流だけが流れた。
ゴブリンたちを向き合うと、彼らは相変わらず驚いた顔で俺を見ている。
「……?!ギッ!キギッ!」
布を持っていたゴブリンが叫ぶとほかのゴブリンたちも気を取り戻して武器を握り再びこちらに牙をむく。
ゴブリンたちがまた突撃してきながら矢を装填する。よけるべきか?いや、よけなくても当たらない。
飛んできた矢が胸に当たるのと同時に無数なナイフが体を貫いた。
次の瞬間―
「キギョギャアアアアア……?!?!」
ナイフを刺したゴブリンたちがぶるぶる震えながら倒れる。まるで、感電されたみたいに。
体に刺されたナイフと矢を抜いて弓と布を持ったゴブリンを見つめる。目が合うとビクンと驚いた二匹の黄色い目が揺らいた。
疑問と恐怖が宿った瞳。分かっている。彼らは今、死を想像している。
そんな彼らに掌を見せながら想像した。
「神技…… ブリボナーダ。」
一瞬手のひらから噴き出た青い電流がゴブリンたちを襲い、パチチチッというすさまじい音が森の中に響き渡った。光が消えた瞬間、真っ黒にこけてしまったゴブリンたちが倒れる。
電流がまだ体に残っているのかスパークがはじけたけど、もうすぐで本当に何の音もしなくなった。
かすかながら手に殺したという感触が伝わって胃がむかつく。それと同時に視野が遠ざかって全身から力が抜けて、その場に倒れた。
慣れてるわけじゃないけど感じたことがある。
これは、
確か、
気絶というものだ。
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