≫≫捻り結び戻る答えを

かれらはその腹の中、虚偽だけに充ちて

慈悲深い旅人たち、形はそう、陰に怯えている

プレパラートの 液体調剤詩

かろやかにおよいでいるかの、微生物の比です


ステレオタイプが捻ると 

虹色が泡立って試験管に戻る


売春宿に身を浸す、多くのノイズ。

蝶翼をはためかせること

それは、真実でもあり、

ぼくは何度も死にました


黙ってイカロスが彼の卵を産んだけれども、

私は幻燈で読み下しています。

そして、やせこけた蚊の騒音を呪いと祝いで


浮浪者は荒れ果てた川を剥ぎ取った、

罪深き砂漠の漂流物へ

なぜ、寓話は薔薇として崇められる

巨星に見合うものか


脆い日々はふらふら、案内付きのぼんやりと、

太陽に甘やかされる 輝きだけがさくりさくりと

傷跡を背負っている

破れない立ち眩みで

勝ち目なく貼りついた怪我を偽証して

負けない太陽の安らぎはわたしの純潔を誇張する。

鋭利な易しさが垂直に混濁していくさまを

己が攪拌してキミに負ぶさるときには


あなたの葬送に対し、

きみは溶けて、

わたしは亡くなりました


そのお払い箱

騒がしい泥足が捩じ切れて、

消えやしない五線譜の糸を飛び回り

白磁の深雪の中、それは孵ってきます。

脆弱な日が、導かれた太陽への茫然自失で、

私にあたって

お笑い草

それが そうである 満ち引きだけは まして

傷跡に耐えることを詰め込みました


ぼくらが別れてあなたに戻る時

膨らんだうつろじゃ、駄目だったってことです。


十二の絵の具を撥ね散らかして、

よりよく明るい灯台はぶちまけた

小高き丘によりたかり、あるほどに。

私より、それほどに、すきになる、

感情と傷みの残りを通して共に


彼らと心中することは、奇天烈ではありませんか




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