【エッセイ】 読み専がカクヨムに登録してみた。 【完結済み】
読み専でもいろんな考え方があるんだなぁ、と驚いたり共感したりした作品です。
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▼作品情報
読み専がカクヨムに登録してみた。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889611355
作者: まるて
種類: 創作論・評論
情報: 完結済み / 全20話 / 約1.8万字
タグ: 読まれない / 反応 / 読み専 / 閲覧数 / 愚痴 / PV / 感想が来ない / 読者
2021年5月28日現在
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▼mochi*のレビュー
個性的で生々しい思いが綴られたこのエッセイ。読む価値はある。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889611355/reviews/16816452220447674150
【個人的キーワード】
読み専目線 / 感想 / 交流 / Twitter
【参考作品】
闇?本音?書き手さん読み手さんに聞いちゃいました!
https://kakuyomu.jp/works/1177354054890017055
感想を書く系読み専の雑感日記
https://kakuyomu.jp/works/1177354054890607680
カクヨム自分語り
https://kakuyomu.jp/works/1177354054890751477
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▼感想など
同作者の他のエッセイも読んでからレビューを書きました。
この作品はマイルドですが、他はたまにめちゃくちゃ毒がキツイと思うものがありました。
そちらは良くも悪くも、読み専としての正直な気持ちを知ることができます。
どの作品にあったかはど忘れしましたが『読者は心の余裕がないと、いくら好きな作品でも読むことができないときがある』(意訳)という部分は、まさしくその通りだと思いました。
中には『自分と似ている部分』や『まったく違う部分』があって、新鮮な気持ちで読めてとても面白かったです。
特に『匿名感想』が好きなのは、めちゃくちゃわかるなあと思いました。
私も基本的に匿名感想派なので、名前を出して感想書いたりレビューしたりするのが本当は苦手です。
それでも最近はだいぶ前向きに記名で感想欄に書くようになりました。
レビューについても、好きな作品には時間はかかっても書ければ良いなぁと思うようにはなっています。
……これがどれだけ継続できるか怪しいものですが。
ここからは、特に印象に残ったところについて自分の考えを書いてます。
【第2話】
「外見を事細かに描写されるよりも、その行動で表現されるのが好きだ」という部分にすごく共感しました。
仕草一つでどんな人なのか想像できる楽しさや、内面からにじみ出る魅力を感じられる良さ。そういうものが好きです。
これは最初に、髪や目の色、体型、年齢、どういった立場なのか。そういった読者が登場人物をイメージするための情報があるからこそ効果があると思います。
人物像を直接的に描写されるのも好きですが、間接的に伝えられることでより没入感や心地よさを覚えられます。
登場人物がそこに生きていると感じられる書き方をされると、その世界観に惹き込まれてすごく読み応えがある作品だなと感じられます。
【第5話】
「連載中のものに感想を書くと内容が変わってしまいそうで嫌」にも、わかるなぁと思いました。
重要そうな伏線に触れるようなことや見当違いなことを書いてしまうと、それが少なからず作者さんに執筆作業に影響してしまうのでは……と、いつも不安を覚えます。
だからつい感想を書くことに臆病になってしまいます。
短編であれば感想を送りやすいのですが、連載中だったりするとキリの良いところまではリアクションできないことが多いです。
作者さんのモチベーション維持には読者のリアクションが必要だと思っているので、可能な限り当たり障りなく素直な感想をするように心がけてはいます。
言いたいことは良い悪いどっちも書きますけど、基本的には良いと思った部分を8割、気になるところを2割程度の割合にしています。
ただ私がそんなに深く考えずに読んでいることもあり、引っかかることが少なくてポジティブ感想だけになることのほうが多いです。
余談ですが、読者数の多い作品の感想欄は魔窟になっていることが多くこわいですね。
私は作品が合わなかったら文句を言わずに無言で去ります。
【第16話】
「作者さんのTwitterは見ない」と言うところには、ほぼ同意見です。
私も基本的には見ません。
やはり一定数こういう方はおられる、自分だけではない、となんだか安心しました。
ツイートを見ないことが(個人的な)唯一の自衛手段だと思っています。
特に好きな作品の作者さんはなるべく見ないようにしています。
理由は、作者さんの素の部分は目にしたくないからです。
思想やらなんやら無意識の部分が出てしまうのがTwitterだと思っているので、万が一にもそのお人柄が自分には合わず、嫌悪感を抱いてしまったらと思うと怖いです。
基本的に『作品と作者』は切り離して見ていますが、何かの拍子にうっかり幻滅したくないんです。
過去に作者の言動で作品に苦手意識を持った経験があるので自衛しています。
ぐだぐだと言ってますけど、要するに『外的要因』で作品に対して穿った考えを持ちたくないし、嫌いにはなりたくないということです。
ただ『基本的に』見ないと言っているのにも理由があります。
それはやたらめったらポジティブな人だと、あまり不安なくツイートが見られるからです。
そういうお人柄だとなにをつぶやくのか気になるので、まあ自分はわがままなやつだなと自覚することになります。
好きなものを熱を込めて語られていると、かなり好感を持ちますし、その対象に興味が湧いて手を出すなんてこともあります。
ノンフィクションでネガティブなものに影響を受けやすいので、あまり非難していたり悪態をついている人や愚痴を言っている人のツイートなんかは見たくないです。
ネットの海は広大なので、とにかく思わぬところから流れ弾に打たれることがあります。
なので、自分が嫌な気持ちにならないように前もってシャットアウトする手段(ミュートなりブロックなり)を活用するのが大事だと思っています。
【最後に】
このエッセイでは読み専としての考えが正直に書かれているので、読者だけでなく作者側にも良い刺激を与えられるのでは、と思いました。
私はあまり毒のある言葉を使えないので、こういう率直で多少の毒があるほうが、当たり障りのない言葉より良いなぁと思います。
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※2021/05/22 レビュー投稿
※2021/05/28 近況ノートに投稿
※2021/07/03 近況ノートから一部編集後にエッセイへ転載
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