第717話 城内探索
私は城内の清掃作業を行いながらも探索を続けていました。
ライファー様からは【大帝城】にあるほぼ全ての部屋の清掃権を貰っていますが、他の【帝王】達の部屋と【大帝】の部屋には入るなと言われています。
それでも城の構造を覚えるのに
誰にも不審に思われずに城内を探索できるのは凄くありがたい。
そう思いながらも清掃作業はしっかりと行います。
と言うのもこの城は【大帝】関連の部屋に関しては凄く綺麗に整っていますが、他の場所はホコリ塗れで手付かずの場所もちらほら見受けられたからでした。
私の水の魔法は清掃とも相性がいいのでこの仕事を任されたのだと思います。
まあ、その気になればライファー様でも簡単に清掃作業は行えると思うのですが、その事を口にするのはやめておきましょう。
妙な口答えをして疑われてしまった方がより面倒な事になりますからね。
そうやって私が清掃作業をしていると、再びアポロが姿を表すのでした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます