第617話 中華料理

「お待たせしました〜! 醤油ラーメン大盛りに餃子3人前! 唐揚げ6個に炒飯大盛りのお客様!」


 と言われたので私が手をあげました。


「あっ、それ私です」


 思いっきりハルトの場所に置こうとしていたハイテンションな娘が少し驚きながらも、私の前に注文品を置いてくれたのでお礼を言いました。


「ありがとう」


 私の注文品が届くとハルトとアイナに目を丸くしながら食事風景を見られてしまいます。


「まさか...本当に一人でそれ全部を食べてしまう訳ないよな...?」


「ケロナお姉ちゃんすご〜い!」


 そう言われる中で私はまずスープに手をつけました。


 レンゲを手にとち軽くスープを飲んでみます...。


 ズズッ...。


「はふ...」


 程よい熱さの中に醤油の味が染み込んでいてとても美味しいですね...。


 軽くスープを味わった後はレンゲの中にスープを入れ、更に麺をその中に入れた後で口の中に一緒に放り込みました!


「んっ!」


 少し火傷しそうなくらいの熱さが舌の上を通りながら食道を伝い胃の中へと入って行く感覚を味わっていると...。


「はぁ...、美味しい...♡」


 と声を漏らしてしまうほどに絶品でした。


 そのまま箸を手に取り麺を好きなようにすすり始める!


 ズルズルズル...。


 ただただ美味しい物を口の中にかき込んでいくのは本当に幸せを感じますね♡


「ふうっ...」


 私は大盛りのラーメン食べ尽くすと、次に炒飯に手を就けるのでした。

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