第568話 鮫のバター醤油ステーキ

 私が自分で作った鮫のバター醤油ステーキを食べてみると...!。


「うっ...ま!!」


 クセが少なく柔らかい身だったのでついついこう言ってしまった。


 程よくバターと醤油の味が染みていてとても美味しいと思う。


 しかしながら、こうも美味しいとすっごくご飯が欲しくなってしまった。


(やばい...、これご飯が進むやつだ!!!)


 そう思うといても立ってもいられません。


 アイテム袋の中を見てご飯を探しましたが...。


「あれっ!? ご飯もおにぎりもない!?」


 そう...、私はカニン大陸で若頭にご飯を大量に貰っておいたはずなんですけど、皆と一緒にいる時に朝食をご飯ばかりで作っていたのでもうご飯がない事に今になって気がつきました。


「マジか...、こういう時にご飯を食べられないの結構辛いなぁ...」


 私は少し寂しい気分になりながらもペロリと鮫のバター醤油ステーキを食べ切りました。


 食べ切れなかった分はアイテム袋で保管していれば良いので問題はありません。


「さてと、今日1日休んだらさっさと次の街を見つけようかな!」


 お米は食べれなかったけれど、鮫のバター醤油ステーキがとても美味しかったので気力の回復には充分です!。


 今日はしっかりと眠り明日の為に備えるのでした。

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