第566話 海の幸
私は一口サイズに切り分けたクラゲの身を見てみました。
「...まあ刺身でいけるか」
私は取り敢えず醤油をかけてみて切り分けたクラゲを食べてみると...。
「おっ!? 意外といける!」
コリコリとした食感が楽しく、割と悪くありません。
ただ...、醤油の味付けに加えて海で育っているせいか全身に塩を含んでいてちょっと塩っ辛いのは難点ですけどね...。
「疲れた時に食べたら絶対に美味しい奴だコレ!」
私は少々感動しながらも、今度はもうちょっと塩気を吸うために自分の水を全体に塗してから頂きました。
すると...。
「うん! 塩っ辛いのがだいぶとれた! サッと洗うよりかはじっくりと洗った方がいいかも!」
こうやって自分の舌で味わいながら自分好みに味付けを変えていく。
そしてイカを焼いてイカ焼きにしながら、私は本日のメインディッシュである鮫に手を伸ばしました。
まずは頭を切って皮を剥ぎます。
次に尾ひれを切り離すと少しグロテスクな状態になりますが気にしない。
最後に内臓を剥がして三枚おろしにするとようやく一口サイズに切っていける様になりました。
(いや...待てよ、どうせなら豪快に食べてみようかな...)
そう思った私はあえてステーキサイズに切り分けた後にフライパンを用意し、ハーメルンで仕入れたまま一度も使っていないあの調味料を試してみようとするのでした。
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