第565話 【フィルア】大陸
バシャバシャ。
私は途中で向かってくる鮫やクラゲ、イカの魔物を切り裂きながら食料として確保してどんどん進んでいく。
(こいつらは刺身感覚で食えば生でもいけるわね...)
水中では醤油をかけれないのが少し寂しい所ですが、泳ぎながら食料補給できるのは悪くありません。
魔物が現れる度に瞬殺してアイテム袋にぶち込めば時間の浪費もないので素晴らしく順調に旅が進む。
(やっぱり仲間がいない方が旅は楽に進むな)
もしも仲間にがいたのならば、きっとエリーゼ号に乗ってゆっくり進んでいたんだろうなと思うとやっぱり一人で行動した方が楽で早いだろうと言う事には気がついていた。
私は事実を直視しながら確実に大陸へと泳ぎ続ける。
ようやく大陸の影が見えた頃にはかなりの時間が経過していたのか夜になっていた。
「ようやく浜辺に着いたかと思えばもう夜か...」
私は浜辺に泊まるのは正直嫌だったので取り敢えず適当に水辺を探すと、程よい大きさの湖があったのでそこの横で暖を取る。
「流石に冷えた、今日はじっくり体を温めて明日の朝度立つとしよう」
私はそう言いながら今日取ったばかりの海の幸を熱し始めるのでした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます