第420話 再戦【エルサ・ザナイン】!③
その後も何度も打ち合う私とエルサ。
彼女の3つの鎌を私の【砂鉄武器】で足止めしながら本体に魔法をぶつける!
「【ケロっとすぱいらる☆】!!」
「【
凄まじい水の螺旋と想像を絶する地獄の業火がぶつかり合い蒸発し合う!
(基本水の方が有利属性だってのに...、流石エルサね...)
「ふんっ! だいぶレベルを上げたようだなケロナ!」
「...悪いけど、私はレベルが上がらないのよ」
「あっ? そんなこと知ってるよ! 戦闘に置いては
そこは彼女に同意しておきましょう。
「そうだな」
勿論レベルも一つの指標として大切ではありますが、それだけで全てが決まるとは思えません。
そうでなければレベル1の私がレベル427のエルサとここまで対等に戦える訳がないからです。
「だけどそろそろうざってぇな...! そろそろ終わりにしてやんよ!」
バッと両手を交差して徐々に開く動作をする彼女。
「なんだ?」
私が必死にそれを見ていると、彼女の腕から【地獄の雷】が溢れ出てくるのが見える!
「おめ〜の為に用意しておいた【
そう言われた途端に私は【次元龍】の力を借りるのをやめて
ふうっと息を吐いて自分の中から【蒼】の力を感じ取りながら、彼女の落雷を受け止めつつ呪文名を言い放つ!
「【ケロっとすぱ〜く☆】!!」
私の声と共に【地獄の雷】は蒼く変色し更に大きな稲妻となってエルサの方に向かって行くのでした。
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