第394話 チーム名【ケロっと☆】
面倒くさくなったのでささっと考えた結果。
私達のチーム名は【ケロっと
「ケロっと☆...ですか」
若干引き気味だったのはレイナだけで、他の皆は受け入れてくれたようです。
「ケロっと☆!! 良いチーム名!!」
と妹。
「お姉様のネーミングセンスにこのエリーゼ脱帽しましたわ!」
とエリーゼ。
「うん! 良いんじゃないかな?」
とプラル。
皆の反応を見たレイナも「はぁ」とため息を吐きながらも了承してくれました。
「まあ、あんまり癖のないチーム名ですし、良いでしょう」
(そうか? 【ケロっと☆】って結構癖が強いと思うけど...)
とか思いましたが、せっかく決まりそうな雰囲気なので余計な事は言わないでおきましょう。
私がチーム名を書いて受付係に渡してみると「可愛いチーム名ですね」と言われたので少し恥ずかしくなってしまう...。
(可愛いチーム名...か)
人によってはそう思ってしまう人もいるのでしょう。
現に受付係の人は微笑みながら嫌味ではなく本心でそう言っているのだから...。
私は赤面しそうになるのを堪えながら、澄ました顔でその場をやり過ごしたのですが、やはり無理でした。
(うぇぇぇぇ!! めっちゃ恥ずかしい////)
受付係に見られないように後ろを向いた瞬間から顔が真っ赤に染まってしまうのでした。
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