第348話 光龍 スペル・シール⑤
エリーゼさんが刀を振りかざして光龍の鱗に傷を入れる。
「硬いですわね...! でも何度も斬りつければきっと...!」
プラルは手裏剣を投げながら隙があれば背後から強力な一撃を決めています!
「【暗殺剣】!!」
ただ剣を背後から下ろしているように見えますが、背後から攻撃した時の【忍者】の一撃は他に類を見ない程の威力を誇る!!
「グォォォ!!」
明らかに隙ができたので私は全力の【
「今だ! 【
大きく杖を振りかざし、最強最大の魔法を放ちます!!
ギロリ!!
しかしそこはやはり【Sランク】の魔物です!
1番危険な攻撃が何かを察知して私に【
「でもそれなら...」
「私がいるよ!」
私の後ろから攻撃魔法を放つサラ。
今は【聖女】の職に就いている彼女ですが、別に【聖女】が攻撃魔法を覚えない訳ではありません。
具体的に言えば風属性の魔法と水属性の魔法、そして光属性の攻撃魔法が使えるのです。
一応他の攻撃魔法も使える事には使えますが、【魔女】の職に就いていた時よりは大幅に攻撃力が落ちてしまうので【聖女】の職に就いているときには基本...。
「【光輪の矢】!!」
光魔法を使うのが得策でしょう!
サラの後ろに光の輪っかが出現し、その中央から大きな矢が射られる!!
「グァ!?」
明らかに驚きの反応を見せる光龍の羽に【光輪の矢】が命中しました。
「グギャァァァ!!」
激しい声を放つ奴に今度こそ【
「これで終わり!!【
私史上最強の魔法が【光龍スペル・シール】を討つのでした!
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