第333話 メイア⑩
メイアの玩具の兵隊達をじ〜っと見ながら私は答えました。
「うん、
これは嘘を言っている訳でもお世辞を言っている訳でもありません。
本当に彼女の人形達からは圧倒的な覇気を感じていました。
(こんな小さな人形にこれだけの魔力を流仕込んで簡単な動作を行えるくらい操作できるってことは...!)
私はメイアの方に向き直り「メイアって
「違うよ...私は◯◯◯◯だよ...」
その言葉を聞いた瞬間に彼女から距離を取る私。
「メイア...その言葉冗談じゃ済まされないよ?」
まさかこんな小さな子がそうだとは思いたくありませんが、もしも本当にそうだとしたら手加減をしている余裕はありません。
全力を持って叩きのめすのみです。
クスクスと笑いながら私の方を見てこう呟く彼女の笑みは幼児の放つ物にしてはどうしても醜悪に見えてしまう....。
「ケロナお姉ちゃんに嘘なんてつかないよ? 私は
その言葉を聞いた瞬間に私は彼女に飛びかかるのでした!。
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