取り敢えず、彼は貴方達の呼ぶ『雄っぱいごりら』という名前ではないです。
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「おはよう!!いや、時間的にはこんにちはだな!!!」
うるせぇ……いや、あの
「それでリーダー、今日はどこに行くんだ?山か?森か?それとも海か?」
なんでコイツ《アレス》はいつも遠出をしたがるのか。
「どれも違う。街の外れから隣の街へと向かう為の道でオークの群れと遭遇する場合があるらしい。最近、街と街を行き来する人も増えて来たからな。それで危険だと判断したギルドマスターから指名の依頼だ」
「もしかして、ドラゴンとかデーモンも出て来たりするのか?」
そげなバカな。
「アレス、アンタ何言ってんのよ。そんなのが出て来るようなら、アタシ達が気が付かない訳がないじゃないの」
「いやアリア、リーダーが指名での
「今、他のパーティーは別の街に
「うん!!仕方ないな!!よし!今日はオークだ!!!今日も俺の盾が輝くぜ!!!」
そう言ってアレスは
「うぉっ?!下着の紐が緩んでいたか!!」
|アレスの下着が床に落ち、彼の秘剣が露になる。《ファンブルです》
「………………そのいきり立った見苦しいナニを仕舞えよ。頭が見えてんだよ、切り落とすぞテメェ……」
彼にそう言ったギルドマスターの目は死んでいた。と言うか、私達の目は死んでいた。
今日は2度目なのだ。少し前にも似たようなことがあったな。それに男の人のってあんな感じになってるんだ。え?アレが入るんですか?無理ですよ、無理。今日は店仕舞いです。お家に帰ります。アリアお姉ちゃんとキアちゃんと一緒に寝ます。
「お家帰るぅ…………」
翌日、一人でオークを狩る半裸のアレスを多くの
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