夢を綴りたかった、そんな泡沫

想い

なくて

別にほめてほしいわけじゃなくて

何かを貰いたいわけじゃなくて

ただ比べてほしくなくて

辛いときに大丈夫？なんて聞かれたくなくて

誰にも涙を見せたくなくて

だから何も言いだせなくて

過去を振り返ることをしたくなくて

かといって未来を見る勇気を持ってなくて

だから今にこだわるしかできなくて

なりたいものがなくて

でも、死にたくはなくて

自分自身が情けなくて

世界は僕がいなくても変わらなくて

みんなは僕を必ずしも必要とはしなくて

だから僕はいらなくて

生きる意味なんて最初からなくて

死ぬ意味は最期の時しかわからなくて

だからもがくしかできなくて

だけど生きてて良かったって思いたくて

これも思い出になるようにしたくて

この綴り（うたかた）を残している