ガンダムの、ジオンや連邦政府のように、宇宙を舞台とする政府の樹立や宇宙戦争物はこれまでもありましたが、その中でも政治系SFとして昇華させた素晴らしい作品です。
やっぱり、銀河が舞台の話は面白い。SFって、書くのがすごい難しそう…なのに、ストーリーもきちんと描かれていてすごい!あと、すごい個人的なんですが…ネルソンとかテオドシウスとか、実際にいた人たちですよね。作者さんも世界史を習っていたとかですか!?
リアリティと、物語としての奥深さに惹かれました。これからも期待しております!(`・ω・´)ゞ
ネット小説で定期的に読むよりも、一冊の文庫本で一気に読むのが向いている物語。じっくり腰を据えて読みたい人向けで、軽くノンストレスに、というあっさりしたものでは決してありません。埋もれているには非常に勿体無い作品ですが、カクヨムとネット小説ではこの手の重厚な世界観を持つ物語が埋もれやすいのも事実。深い銀河の歴史を味わいたい方は是非どうぞ。なお、例の銀河の歴史とイメージが被るのは目をつぶっておいて。
どうしても金髪の完璧カイザーと黒髪の天才魔術師の物語を想起させるプロローグオマージュか、全く別物語か今後を期待しています!
まず、銀河を使ったストーリーは珍しい。しかも、その中でも銀河に帝国ができるという物語は初めて読んだ。とても面白い。しかし、1話であの長さだと読んでいるうちに飽きてしまう人も居ると思うから、そこの区切りをもう少し細かくしてもいいと思う。でも、とても面白かったです!