空想空間編

一月

一月

空想空間 一月編

 

うーんと伸びをする姿を見る。

かわいいな、うんとかわいい、かわいいな

理性心の俳句

「やっぱ寒いとさこたついいよね。」

「ああ、ぬくぬくで幸せな気分になる。」

「あ、年越したよ!

 今年もよろしくお願いします。」

「ああよろしくお願いします。」

深夜零時、こたつから出てひんやりと冷気がただよう空気を感じながら窓辺に立つ。

そして月を見ながら月越しに君に問う。

ねえ今年はなにしようか、気持ちが通じてもうすぐで一年になろうとしているけど

今年は関係を進展させてドキドキを楽しみたいな、けど僕たちは新しいことに飢えている。慣れてはやがて新鮮味が欠けてつまらなくなるかもしれない、未来はどうなるかわからないけど今は今だけは今に集中して楽しんでもいいよな。

「ねえ、どうしたの」

「ちょっと未来を想像してね、挑戦する暮らしもいいなって妄想してた。」

あ、にやついてるっ!と気が付いた本能はにやついていることは言わず。

「考えちゃって浸ってんのか~わいいっ!」

「おっと」

「もう急に抱きついてもいいよねっ!」

もう最近では前ほどは驚かなくなったけど服越しでも体温は伝わる、この感覚はその日の疲れを一気に吹き飛ばすほどだった。

「ああ、こっちもお返しだ!」

と強く抱きしめ返すと、笑いながら

「ちょっと強いって!」






ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

本当に待たせてしまってます。すみません。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る