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ゲーム

もういいや

ゲームしよ

うるさいけど


「うおーーー!」

「んぬぉおー!」

「まけんまけんぞぉぉぉぉおおあー!」

「うぉんどりゃー!」

本能と力が後ろで腕相撲を執り行っていた。

力が勝つだろうと思ったが、意外にも両者譲らず引き分けた。


「理性よこいつを認めてやってくれ!

こいつ強いぞ!」

いやあなた相当強いですね。だって力ですよ

本能のばか力ですか。

「うおー!」力は雄叫びをあげる

「凄いね!よろしく」

びくつきながら驚きが言う

「よろしく」

理性が手を差し出し力が握る

「どぅっわ!いたいいたい!」

お決まりを決めながら力はきらんと輝く白い歯を見せつけて

「よろしく!」

誰もが心で二つ言葉を残した。

喋れるのね、

なにそのスマイル!かっこいい!



力は腹筋バキバキ。

力は正義のヒーロー感溢れるカリスマ感がある。なんかほんとカッコいい!


「さっきなにをやっていたんだ?」

「あーこれ?勇者が魔王を倒すゲームだよ。」

「なになにー!力もやる?」

「ああ。ほう、勇者と魔王か、昔は魔王も拳で倒してやってきた。どうすれば勝てる?まずは作戦よな。」

「まずこのコントローラーって機械を握ってくれ、じゃないと始まらない。」

力はテレビ画面正面に立ち魔王にファイティングポーズをとっていた。頼むから壊すなよと怖気づきながら涙ぐむ。

「おう、なるほどなるほど。こうやってこうやって。こうぉぉぁあー!」


一気にこの部屋の雰囲気が変わった。

なんだこれ初めてだ。熱い!

この胸の奥からドクドクと聞こえてくる。


「そこだ!そこ!いけ!」

本能は熱く言葉で鼓舞する。


「うるさーーい!黙っとれ!

ここは、こうこうこう、こうしてこうだあー!」


ぷつん


ん?なんだ?


「まじかよほんとに暑かったんだ。」

力の出す強さ熱気が部屋に干渉し炎をつくり

テレビに映らなくなったのだ。

「どうする」

このままでは焼けてしまう。

本能は水を空間から具現化できる場所、ここから十秒先に取りに行き、それに反応して反射も水を取りに行った。

すると


「おい、なにして、、まさか!」





「水持ってきたぞ!みんなどいて!水かけるよ!」

「ええ、いきますよ!」

ばしゃん、ばしゃん

二つの音が鳴り響く。

「ええー!、ごめんなんでそこにいるの!」

そこには反省がいた。




水がくる十秒前



まさか!

反省は火の前に立ち技、謝るを繰り出していた。

こ、これは、謝ることで送れる風を利用する魔法か!?誰も至っていない現代固有魔法が見れるのか!とワクワクしたところで

退いてー行きますよーと聞こえた。 



火は消えた。しかし反省ちゃんはびちょびちょに濡れた。

本人とおれ以外は赤面


結局反省ちゃんは魔法使えるものかと思ったが違うらしい、私が活躍できるチャンスかと思いましてだぁ?んだよ勘違いさせやがって。使えるものなら使いたかったなぁ。


反省ちゃんはこの件についても反省しまくりだった。






ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



はちゃめちゃな回になった気がします。笑

この世界は頭の中でめちゃめちゃにできるので、今後もなるかもしれないです。

書いてて面白くお気に入りエピです。

見てる側からするとどうでしょうか

とっ散らかってますかね。

次回はテレビ買ったり部屋直したり

お金がかかるか具現化で済ませるかは悩みです。

今回も見てくれてありがとうございます。



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