秘密・1
そのころ、キッチンでは。
とぷとぷとぷ
しゅわー
ヒロハルにはコーラ、自分にはウーロン茶、
ついでにお菓子も載せてお盆を持ち上げたその瞬間、
ミムは致命的なミスに気づき、
(し……まっ)
――――ガシャーン!
お盆を取り落とした。
「ったぁ!!」
足の小指直撃。
ミムの額にあとからあとから汗が流れ落ちたが、
痛みによる汗ではなかった。
もちろん痛いには痛かったが、それどころではなかったのだ。
そのわけとは――――――。
(創作ノートはちゃんと隠したけど、
もうひとつのほうは………………!!!)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます