37話 葬式後の訪問。

─もう、葬式は終わった頃だろうか…?


美春の葬式に行く資格が無い俺は、部屋で勉強していた。


と言っても、美春の事ばかり考えてしまい、ほとんど勉強は出来てなかった。


「なに…やってんだろ、俺…」


自分の行動を改めて考えてみる。


俺は…なおさら葬式に、行くべきだった。資格がないなどと言っていたが、本当は…


だった。


そんな自分の都合で美春を見送れなかった…俺は…っ!


「そろそろ…亜希菜達が帰ってくるな…その前にご飯食べちゃわないとな…」


だけど、体は動かなかった。俺はそのまま、まどろみの中に落ちていった。


* * *


「…ん…」


体に重みを感じて、俺は目を覚ます。何事かと、目を開くとそこには─


「あっ…勇気君、起きた?」


亜希菜がいた。


「俺の上になんでいるんだ?」


俺がそう言うと、亜希菜は、立ち上がり、離れる。


「ふふ…特に意味はないよ?」


「そうか………なんで、俺は今、壁に向かって引きづられてるんだ?」


離れたと思ったら、壁に向かって俺を引きづり出した亜希菜に訊く。


「…………」


しかし、亜希菜は、無言のままだった。


俺はそのまま壁に背をつける形で、座らされた。


亜希菜は、その上に跨ってくる。そして、そのまま俺の背中に手を回し─


「亜希菜、一体何を─んんっ!」


「…ちゅっ…じゅる…」


そのまま亜希菜は、俺にキスをしてきた。ただのキスじゃない。自分の舌を入れて俺の舌と絡ませながらする、深いキスだ。


…10分にも渡る長いキスが終わり、ようやく、俺を解放してくれた。


「はぁ…はぁ…亜希菜…なんで…」


未だに俺の上に馬乗りになる亜希菜に、訊く。


「なんで?勇気君の事が好きだからだよ♡」


亜希菜は、笑顔で言った。


「っ…」


俺はその笑顔と“目”を見て怯んでしまう。


この体制とその笑顔…そして亜希菜の“目”。


それは亜希菜が俺に告白したときと全く同じだった。亜希菜の目には光がなく、まるで、“ヤンデレ”のようなモノだった。


「今、勇気君は、美春ちゃんが死んで、悲しんでる。だから、私を?そして、悲しみを癒やして?」


「…………」


俺は何も言えなかった。そんな俺を見て亜希菜は、『そっか、分かった』と言って、服を脱ぎだす。やがて裸になると、今度は俺のズボンを下ろしてきた。


俺は抵抗しなかった。パンツも下ろされ、亜希菜の手が俺の“オレ”に、触れられても、なにもしなかった。


「じゃあ、今日は私で気持ちよくなってそして悲しみを癒やしてね。あっ。もちろん“生”だよ♡」


そして亜希菜にされるがまま、俺は亜希菜と深い夜を過ごした。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

おはこんばんにちわ!

https://youtube.com/channel/UCD0OutfCc4f6yehOUkNsnRw

こちら、僕のYou Tubeです。見てもいいよって人は、見て、面白かったらチャンネル登録よろです!


上のURLをコピーしてYou Tubeで検索するか、『春咲勇気のゲーム実況』で検索すると出て来ます。

気になった方だけでいいです。宜しくお願いします。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る