第2話 心·技·体

 いやぁ、今日のエンゼルス大谷選手は凄かったですね。オールスターのホームラン競争出場の知らせがあったと思ったら、即2ホーマーですよ!!

 彼の活躍を見て、大谷は筋トレしすぎ。野球に筋トレなんて必要ないって言ってた人達はどう思うんでしょうかね?

 私とて彼の成功だけを持って、筋トレ凄い、やるべきだ!!なんて言うつもりはありませんが、それでも一つのモデルケースとして十分な結果を残してくれたと思います。


 さて今回のタイトル『心·技·体』という言葉がありますが、私はこの三つで最初に来るのは体だと思います。


『技は力の中にあり』


 この言葉は巨匠、梶原一騎氏の作品『空手バカ一代』に出てくるものですが、名言です。(個人の感想です)

 まずは最低限の体を作り、それを十全に生かす為の技を身に付ける。その結果、副産物として不動の心を身に付ける。私はこれが王道だと思います。


『筋トレしたのに上手くいかなかった!!』


 それは大抵の場合、体作りのアプローチが間違っていたか、技を身に付ける段階で躓いています。筋肉をつけて、体をデカくすれば良いってものではありません。必要な箇所の筋肉をつけ、それを生かすための技術を身に付けられなければ、それは宝の持ち腐れにしかなりません。

 それの比喩表現として、トレーニング界隈ではこんな言われ方をします。


『筋トレとは車のエンジンをチューンナップするようなもの』


 結局はそれを乗りこなすテクニックが無ければ、何の意味もありません。ボディビルダーの筋肉がスポーツで役に立たないと言われるのは、大半はその競技練習を行っていないからに過ぎません。

 大切なのは、必要な筋肉を鍛えて、それを実際の競技の動作に落とし込むこと。それを地道にしてきたからこそ、大谷選手は輝くことが出来たのでしょう。


6月18日の筋トレ

バーベルスクワット

145kg×5reps×5sets

110kg×8reps×4sets

バーティカルレッグプレス

Tバーローイング

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