(9) 令和3年のオリンピック〈2〉
8月4日です。せめて5回は続けないとと思っていますが、それだってあやしい感じになってきたこの企画、オリンピックに関するあれやこれや。3回くらいで終わるんじゃないかとさえ思えてきた。なので、とにかく書かねば。
とにかく書かねば。これに僕のオリンピックに対する思いが出ていますよ。言いたい事がありすぎるぅ、書かずにはおれぬわ、ということもなく······。たしかに日本開催ということでいつもよりは見ているとは思いますがね···。
ただ競技の結果について何か書くのは、難しいもので。僕はスポーツをやっていたわけでもないし、いま何らかのスポーツをやっているわけでもないし、好きなプロスポーツがあるわけでもないし、好きなアマチュアスポーツがあるわけでもないし、つまりスポーツ好きではないわけで。だから、競技について全然知らないんだからああだこうだ言う資格無しということです。
そして、日本人だから日本人が勝ったらいい気分という、なんとも莫迦っぽい気持ちでもってテレビを見ている。勝手に、勝ったらいいなって思う。勝手に、勝ってくれなんて思ってしまう。テレビを見ていま初めて名前を知った選手の競技の結果に、なんだよ~などと思ってしまう。良くないとは思う。そういうの。勝手に期待してるんだからね。分かってる。······でも、まあ、ああ~あって、やっぱり思ってしまう。良くないんですよ、やっぱり···。競技の結果について僕がとやかく言うのは良くないように思うのです。······ほめるんだったらいいの、か? まあ、何も書かないでおこう。とりあえず。
ただそうなると書くことが中々ない。そもそもあんまし興味がないんだもんね、スポーツもオリンピックも。
無観客、これはこれでいいじゃんて思ったりもする。関係者だけでやってるのが。運動好きがなんかいっぱい競技場に集まって楽しそうにやってんじゃん、て。
「なんかしらんけどさ、4年に一度? 世界のどっかにさ、スポーツ好きが集まって、まあ出たいヤツ全員は無理なんで予選とかあるんだけど、予選ていうのは各国でな、各国だよ世界中から集まるんだもんよ、そんでなホント色んな競技をやるわけよ、ほいで世界一を決めてるってはなしなのよ。その種目の。」
「はーん。すげえな。どんだけ好きなんだよ。世界一って。」
「な。ほんと、どんだけだよ。」
僕は、いいと思う。こういうの。
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