(7) 今はまだ。

 決まっていないのは僕のペンネームだ。考え中だ。

 ペンネームが決まらないよ~、といって「ペンネーム」で遊んで何話か出来たらいいなという思惑、つまりネタであるわけだが――ここだけの話ね。え? 知ってる? ええ!?――ネタにしようと決めちゃうと、面白くなければ!なんて思ってしまうもので、どうしようどうしよう。僕はお笑い芸人でもないし。

 皆さんはご存知だろうか――こんな辺境で「皆さんは」もないわけだが――「あれは漫才なのか論争」なるものを。Mー1グランプリで優勝したマヂカルラブリーのネタが漫才なのか漫才じゃあないのかというはなし。

 専門的な話がしたいのではないので、さらりといきます。だって、「あー、そーいえば、なんかあったなー」と、ふと思い出したから書いているだけなんで。いいかげんで御免なさい。

 Mー1グランプリ2021のウェブサイトには。

 「大会概要」

 「02 出場資格」

 「・2人以上の漫才師に限ります。」

 「05 参加規定 

  審査基準

  “‘とにかく

   おもしろい漫才”」

とあります。

 じゃあ、出てるんなら漫才師で、やってることは漫才なんじゃね? そうじゃないの?

 ウィキペディアさんにも尋ねてみよう。あのぅ、すみません······いいすか? はあ、なるほど~。

   

   シンプルな会話体を基本とするこ

   とから、演者の個性に合わせ、音

   曲、踊り、物真似など、ネタ中に

   「何をやっても許される[1]」自由

   な演芸形式となっている。

   [1] 相羽秋夫『上方漫才入門』

  (弘文出版、1995年)p.10「漫才と

   はどんな芸でしょう」

       (ウィキペディアから引用)


 何をやっても許されるんだって。じゃあ、漫才なんじゃね? 違うの?

 めんどくさいって言わないで調べてみるの大事。以外と簡単に答え出る。あれだよね、説明書見たら書いてあった、みたいな。


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