第10話 あいつの変な好みまで知っているマブダチだ
結局 昨日も
今日は、
スマートフォンに出会って、
その会社へ初めて出社するのに、旅行したまま帰らないって、明らかに変だ。
俺が待ち合わせに遅刻しなかったら、こんな事にならなかったのかも知れない。
当然 警察からも連絡が有った様で、チェックアウトした時間位しか解らないそうだし、その時間を伝える事は出来ないと言われた。
個人情報保護法 その法律に違反する事になるかも知れないからだそうだ。
特に、電話では、尚更 無理だと言われた。
でも、頭には来ない。それだけシッカリとした情報管理をしている宿だって事だから。
俺は、警察より無力かも知れない。
でも、
俺と
女の好みが、見た目はそんなに気にしないが、グイグイ来る様な肉食系女子が苦手で、大人しくて陰気な位の口下手で自分に自信が無い位の内向的な女性が好きなのも知ってる。
そう、
それで、小学生の時に、同級生から『本の虫』って言われていた内向的な女の子が好きになり、全く話した事も無かったのに、突然 好きだって告白して、フラレたのも知っている位に仲が良い。
だから、今日
高千穂で見付からなかったら、
俺ならきっと見付けられる筈だから。
だって、俺は
気が付いたら友達になっていて、言葉を交わさなくても、お互いの事が解る。そんな兄弟みたいな心の繋がった友だから。
そう、俺と女の好みも全く違うのにね。
俺 グイグイ来る様な肉食系女子が好きで、グイグイボディタッチして来るから、俺の事が好きなのかと思って、『付き合おうか?』って言ったら、『えっ?私彼氏いるよ?』とか言われて落ち込んだ時も、
いや、普通 ベタベタと触れてきたら、勘違いするだろう!
何だったんだ?あれ?『お互いの為に良いお友達でいましょうね』とか言って、結局 それっ切りじゃん!
勘違いした俺が悪いのか!?違うだろう!?
ああ、可愛かったなぁ・・・・・・
露出が凄くてさ、近くに来ると、良い香りがするんだよ。うん。凄く良い香りなんだ。
あんなに『私達って気が合うね!』とか『すっげぇー頼りになる!』とか言ってた癖に、何が『勘違いさせちゃったね』だよ!!
思い出しても悲しいだろう!!
はぁ・・・・・・
うん。明日
そして、また恋愛の愚痴を聞いて貰おう。うん。決まりだ!
----------<小説 ここまで>----------
この小説は、「異世界『ながらスマホ』事情」と言うタイトルの小説の派生の物語です。
宜しけれ「異世界『ながらスマホ』事情」も読んでお楽しみ下さい。
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