悪の組織の損害保険：怪人見積お安くします！

悪の組織の漫談！迫る塩河・・・

さてさて。悪の組織と良い子の皆様。

自分勝手と正義とは似て非なるものです。

申し遅れました。私、シオカワのお笑い魔神！

芸名を塩河出前地獄（シオカワ・デリバリー・ヘル）3世

と申し上げます！以後お見知りおきを！

まだ悪の組織の損害保険のお仕事に関しては煮詰まったり

ヒーローを殺・・・ボコボコにする為のネタを思案する今日この頃ですが

まぁ、数奇な出来事と言いますか、脚本なんて無いのに

まるで映画のようなスペクタクル。そういった展開って

毎回あるんですが、みなさま、「死亡フラグ」ってご存じでしょうか？

悪の組織の怪人と言うのは残酷な事に生きてるだけで死亡フラグ。

ですが、シオカワの研鑽により、大怪我する程度に留めて

どうにか大爆発を起こして撤退させる事が怪人共済のお仕事ですが

主に死亡フラグはまるで自らの死期を悟って

普段ガラにも無く良い事をした後とか、逆に人に見限られる行動をしたり・・・

映画などでは良くある現象ですが悪の組織とて例外ではありません。

地獄への道は善意で舗装されていると言う格言がありますが

善かれと思ってアドバイスした事が祟ってとんでもない事になる。

だから悪の組織では生存戦略の為に言葉は選ばなくてはなりません。

私の思い出深い話と言えば、あれは私が駆け出しの営業マンの頃。

契約をいただいた怪人さんがご相談があるとかでお話を伺うんですけども

その怪人さん、悩みがあるって言うんですけど

まぁ喋り口調で分かるんですよ。とにかく緊張しいって感じの

言ったら何ですけど、威厳が無い。普段は不気味な感じ出してるって言うんですけど

ゴリラ怪人なんですよね。人間態でもなんなら普段から野菜しか食べないよって

健康志向すら漂ってくるんですよ。

バナナとか人参とかのスティック系が好きな様です。

仕方ないからちょっと登場やってみてと

デモンストレーションするんですけども何故だかいやらしく腰を振りながら

「フォー！」って甲高い声で叫ぶんです。デジャヴでしょうか？

こういう芸人さん居たかも・・・セイ！そんな奴はいない！と

モヤっと浮かぶ幻影を振り払います。

まぁ、実力で示せばヒーローにとっては純粋に脅威ですので奇襲を行ったり

そういった方向がいいですかね。と曖昧なアドバイスになってしまいましたが

これがいけなかった。彼は蓋然的にいやらしい腰振りでパワーチャージしないと

本来の力を発揮できない。そういった残念な弱点があったのです。

当時のウルトライダーにパワーチャージ無しで襲い掛かるも

見るも無残にボコボコにされてしまい、崖から落ちて大爆発。

重傷を負いながらも無事に今では芸人として活動しておられてます。

その名もライダーレモンHG（ハードゴリラ）・・・

彼の第二の人生における活躍を心より願っております。

これは果たして漫談なのでしょうか？

それはさておき悪の組織には語りつくせぬ怪人達の歴史がある！

そういったお話でした。どうもありがとうございました！