幹部と戦闘員の事故!過失割合は五分と五分か!?

我が怪人共済には損害保険でお仕事を共にしてくれる

そんな頼もしい幹部怪人が居るのだ。彼は危険な雰囲気を身に纏い

かなーり際どい仕事っぷりで知られている。何せコスチュームのタイツが半分無くて

左半身はほぼ裸である・・・そもそも公然わいせつで捕まらないのかって?

大丈夫。既にある程度放送事故だぞ☆


彼こそが事故における過失割合。ぶっちゃけ100件の事故があれば

千差万別に状況は目まぐるしく移り変わる。

どちらも車が動いてる場合は本当にミリ単位の判断が明暗を分かつ。

そんな機微を察知するべく街をパトロールしているのは

どんなことも白黒つける平等の戦士!センターGUYなのだ!


ある時、シオカワの戦闘員が、急に右折してきたシオカワの幹部の車両に当てられた。お互い少し車体が凹んだ程度で済んだが・・・


何せ上下関係がある。戦闘員はついつい遠慮してしまうのだ。


「私がちょっと早く気付いていれば・・・」


「いいんですいいんです!知り合いの工場に持って行きましょう。

 安く治せますから!」


「いやいや、君も生活が苦しいだろう?せめて修理代はこっちで・・・」


待て待てーい!!!


「なんだ!?」


いけませんいけません!こうやってお互い悪かった事にして

示談にするのはいけません!


事故段階で損害の原因、状況、規模等は計り知れません。

速やかに保険会社や警察に連絡するのが吉となっております。


今回はちょっと半分の服から男性的な玉袋ハミ出ちゃってる怪人

センターGUYが現場に駆け付ける!


「本来であれば、強引に右折した幹部さんサイドの過失割合が高ぁい!!」


「まぁ・・・そうだな。悪い事したよ」


「でもやはり上下関係があるから手打ちに・・・気持ちは分かる。」


「あんた玉袋出てますよ」


「なんだとぉー?ちょっと待ってろ(ゴソゴソ)・・・お前、

それを何満足って言うか知ってるか?」


「・・・なんだろうか?」


「『事故満足』だ!」


センターレディーズカモ―ン!

レッツダンシング!

右折が悪い 停車すべき 本当に平等なのか~!?

示談にすると 後が面倒 本当に5分と5分かぁ~!?

(キメポーズ)


「じゃあ、まず保険屋さんと警察に連絡して・・・悪かったな」


「いえ、幹部さんも身体痛いでしょう。気を付けて。」


「ナーハッハッハ!!塩河さん!また一つ私人の紛争を回避しました!」


センターレディーズ、集合ー。


「あのさ、ぶっちゃけ俺の存在が公然わいせつだと思う人、手上げて?」


「・・・みんな手ぇ上げたな。解散!!」


「・・・でも最初の案では下半身モロダシでも審査通ったんだよ?

ペイントしておけば大丈夫って言ってたから・・・待って!

俺を無視しないで!バイト代弾むからぁ~」



こうして街の平和は守られた!

過失割合はその時の交通事故の状況により目まぐるしく変化します!

交通事故に遭われても決してその場で示談しない様にしましょう。

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