第125話 会食(10月18日)

 会食の間、マスクを着け外しすること自体は煩わしく感じぬのであるが、合わせて酒を飲むとその回りが早くなるらしい。

 思えば、これまでは呼気として外へ出していたものが、それを全て鼻で受ければどのようなことになるか分かりそうなものである。

 特に、帰りに歩こうものなら周りはひどく強いものとなり、翌朝には泣く目を見ることとなる。


 即ち、コロナは呑兵衛の敵ということであろう。


【本日の出来事】

◎AIで「無修正AV」作成容疑で逮捕者

 下世話な話で申し訳ないが、思わず唸ってしまったのは私もまた三大欲求に忠実であるということだろうか。

 本来であれば余罪やその逮捕要件を検討するべきであろうが、私が剝き出しの人間となってしまった以上、仕方あるまい。

◎「お母さん食堂」廃止へ

 お母さんという言葉が酷く象徴的に取り上げられたような気もするが、最も安心できるのは母の腕の中であるという人が少ないとは思えない。

 どれほど平等思想を叩きこまれようとも、こればかりは男が敵わぬところと思ってしまう。


【食日記】

朝:うまい棒5

昼:ハヤシライス、お新香、味噌汁

夕:里芋と蒟蒻の煮物、獅子唐のお浸し、薩摩芋と蓮根の甘辛煮、手羽元のピリ辛炒め、きのこと小松菜のお浸し、日本酒5、烏龍茶、自家製ポテトチップス、ごろ肉ピラフ、ハイボール2、ビーフシチュー、ウィスキーソーダ3

他:なし

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