第74話 蓋を開けるまでの御苦しみ(8月28日)

 本日で繁忙期がひと段落するのであるが、あくまでも七連勤の二日目であるためその実感は非常に薄い。

 それでも、少しは心が安らぐものと思っていた。


 それが突如として顧客から発熱の情報があり、繁忙期の最終盤にして最高の緊張感を迎えることとなってしまった。

 結果として別のウィルス性感染症であったことが分かり、胸を撫で下ろしたのであるが、その間に挟まった夜は何とも言えぬ思いに曝されることとなった。

 何かをしようにも前に進めず、気を紛らせようとしても落ち着かぬというのは久しぶりに味わう感覚であった。

 おそらく、明日には右耳の上の十円ハゲが再び拡大を見せていることだろう。


 やっとのことで、色々と見返すことができると意気込んでいるのだが、流石に疲労が溜っているようだ。

 申し訳ないものの、少々遅れての投稿になることを許されたい。

 それにしても、気が気でないときであろうと腹が減るというのは、私の心配性もその程度ということかもしれない。


【本日の出来事】

◎硫酸暴行犯 沖縄で逮捕

 硫酸と言えば学校で習う薬品の中では随一の危険性を持つ薬品であり、それを男女にかけたというだけで背筋が凍り付いた。

 不揮発性、脱水性、反応により熱を生じるという三倍満が濃硫酸の特徴であるが、被害者が無事に回復されるのを祈るばかりである。

 また、犯人が沖縄で見つかったというのも衝撃的であり、こうしたご時世だからこそ海を越えての逃走がより効果的であるのかもしれない。

 いずれにせよ、どのような理由であれこの罪は重い。

◎逸ノ城 新型コロナウィルス感染

 考えていたよりも、角界での感染情報が少ないように思っているのだが、それだけ対策に腐心しているということであろう。

 ただ、芸能人やスポーツ選手の観戦情報は果たしてどこまで必要であるのだろうか。

 日々感染が拡大している現状で、名が立つというだけで病気の話をされるというのもいささかおかしいのではないか。

 それが仕事という声もあるのかもしれないが、それを追う記者を減らして輪番で全体の休みを増やさせた方が感染拡大を防げるのではなかろうか。


【食日記】

朝:ミックスサンド

昼:セアブラの星(カップめん)、鳥の照焼、野菜ジュース

夕:高菜と茄子とひき肉の和風パスタ(完成)、ウィスキーお湯割り4

 茄子とひき肉の甘辛煮を油多目で作り、それを基に作ったスパゲッティであったが、ようやく納得のいく味を出すことができた。

 ただ刻みのりを加えただけであるのだが、それが全体をここまでまとめようとは思いもよらなかった。

 やはり

他:おーいお茶、オレンジジュース

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