第20話 シーソーは英語の「see」が語源(7月5日)

 まさかまさかではあるが、二週続けて動画を投稿することになろうとは思ってもみなかった。

 それなら執筆ペースを戻すべしと言われてしまいそうであるが、こちらが立てばあちらが立たずという状況でなかなか上手くいかない。

 むしろ、動画を編集しているうちに様々な思考が浮かび、整理され、文章に繋がっている部分もあり、辛うじてここ二、三か月は少しずつでも書き進めることができている。

 一方で、動画の編集に詰まった後で書き込むと、こちらも調子が戻ってくることから私の中ではこの両者が上手くバランスを取っているようだ。


 そうなると不安になってくるのは私の持ち時間であるが、こちらは飲みに行く時間の減少により支えられている。

 本末転倒という気がしないでもないが、いずれこちらも何らかの形で戻していくつもりである。

 それが果たして文章になるか動画になるかは不明であるが、何かしらの形で後に残せるものとしたい。


【本日の出来事】

◎熱海の土砂崩れ 安否不明者の氏名公表

 個人のプライバシーと安否不明者捜索の効率化との間で難しい問題であるが、今回は四十名近い安否が確認されたので良しとされるべきだろう。

 人命を救う緊急時の判断に批判か、という声が聞こえてきそうであるが、物事の裏にある二面性を考慮したうえで判断をすることは必須である。

 例えば、今回の場合には居住地が知れることで犯罪に利用される可能性もあり、その危険性を差し引いても利益の方が大きいとするのであれば行うべきである。

 全てにおいて問題なく物事が進む可能性などほとんどない。

◎都民ファースト議員 選挙期間中に無免許運転および人身事故

 本件も議員除名を扱う上で重大な示唆に富んでいる。

 無論、無免許運転やその期間中の事故は言語道断であるが、政治家の辞職の強要や除名というのはそれでも慎重にされるべきである。

 今回の場合は明確に問題があったと言えるのだが、これが冤罪や仕掛けられた罠によるのであれば取り返しのつかないこととなる。

 アテネは衆愚の後に支配された際、数人の処刑を当然としたが、その後に範囲が拡大され自由を失った。

 全ては善意と見えるところから始まった悲劇である。


【食日記】

朝:鮭の塩焼、昆布の佃煮、ベーコン、明太子、玉子焼き、蒸し豆腐、生姜の佃煮、ブロッコリー、ご飯、なめこの味噌汁、漬物、梅干し、ヨーグルト、牛乳、お茶

昼:ホットコーヒー・小倉ホットサンド・ティラミス

夕:ざるそば、チーズひとかけ

他:タリーズブラック1

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