第369話 離れゆく者と受け入れる者4

 フォルトはカーミラを抱きかかえながら、飛行の魔法で幽鬼の森へ帰った。アルバハードからは遠くないので、魔人の力で飛ばなくても平気だ。

 そして、テラスでくつろいでいたシェラとリリエラの前に降りる。


「魔人様、お帰りなさいませ」

「ただいま、シェラ。ちゅ。それとリリエラも。ちゅ」

「マスター! やり遂げてきたっす!」

「そうかそうか。報告は後でな」

「はいっす!」


 お姫様抱っこ状態のカーミラを降ろしたフォルトは、シェラとリリエラを抱擁して首筋に口づけした。

 もちろん悪い手は、腰へ回して動かしておく。成分補給の前段階だ。


「マリとルリは?」

「んあっ! ゆ、夕飯の支度をしていますわ」

「か、帰ってきたことを知らせるっす!」

「いや、そろそろ夜も近い。食堂へ行くとしよう」


 アルバハードから出発したのが夕方前で、カーミラとイチャイチャしながら飛んできた。ゆっくりと飛んできたので、太陽も沈みかけている。

 テラスでくつろぎたいが、屋敷からは旨そうな匂いも漂ってくる。暴食がうずきだしたので、フォルトは足早に食堂へ向かった。


「あれ?」

「あら、貴方。帰ってきたのね」

「あ、ああ。そうなんだが、そいつは?」


 食堂へ入るとマリアンデールの他に、ウサミミ少女が食事を運んでいた。

 名前はフィロと呼ばれていたが、フォルトを見て立ち止まっている。


「ど、どなたですか?」

「え?」


 フィロとはブロキュスの迷宮で会ったはずだ。しかしながらフォルトを忘れたかのように、目をパチクリしている。その様子を見たマリアンデールは、彼女が持っていた料理を取り上げる。

 そして、テーブルへ置くのと同時に疑問に答えた。


「フィロ、見た目は若いけどフォルトよ」

「え? えええっ!」


 身内だけと過ごすとき、フォルトは『変化へんげ』で若者の姿となる。

 もうクセになっているので、飛行中に変わっていた。


「なぜ、ウサミミ少女が屋敷にいるんだ?」

「その話は食べながらしましょう」

「そうだな」

「フィロ、フォルトが帰ってきたとルリちゃんに伝えて」

「は、はい!」


 マリアンデールに命令されたフィロは、走って調理場へ向かった。

 だがフォルトとカーミラが帰ってきたことは、魔力探知で分かっているだろう。その証拠に、調理場からルリシオンが顔を出す。


「フォルトぉ。もうちょっと待っててねえ」

「カーミラは、シェラとリリエラを連れて手伝ってやれ」

「はあい!」

「はい」

「分かったっす!」


 料理長ルリシオンのために手伝いを送り込んだフォルトは、マリアンデールの隣へ座って、その小さい体を引き寄せた。


「ふふっ。寂しかったかしら?」

「うむ。なので、急いで帰ってきた」

「二人だけ? ティオは?」

「予定通り進まなくてな。ターラ王国へ残ってもらった」

「貴方がいなくて大丈夫なの?」

「クウを俺の代わりに置いてきたしな」

「やるわね」


 フォルトは眷属けんぞくのクウを使って、自身へ化けさせている。

 おっさん親衛隊が帝国軍の駐屯地前に建てた小屋へ戻るときに不在だと、ランス皇子に指摘されてしまう。

 大婆には伝えてあるが、ソル帝国には悟らせないことが寛容だろう。


「それで?」

「フィロはね、私たちの従者にしたわ」

「従者?」

「討伐隊へ参加したときの報酬ね」

「そう言えば、バグバットからラフレシアを倒したと聞いたな」

「そうね。料理が来る前に話しておこうかしら」


 マリアンデールからの報告では、シェラのレベルを上げるために、フェリアスの討伐隊へ参加したらしい。

 サプライズの意味があったので、フォルトにとっては喜ばしい話だった。


「どうせ忘れてるだろうと思ってね。勝手なことだったかしら?」

「いやいや。だが、よく気が付いたな」

「ルリちゃんの提案だったけどね」

「さすがだな」

「そう思うなら、今夜は私たちの相手をしなさいね」

「い、いいだろう」


 フォルトはおっさん親衛隊のレベルを上げることしか頭になかったので、シェラを忘れていたのだ。それには悪いと思いつつも、姉妹の心遣いに感謝する。

 もちろん感謝は、行動で示すのだ。


「それにしても、シュンたちがフェリアスにいるのか」

「ええ、相変わらず弱いままだったわ」

「ははっ、マリたちが強いだけだ。涙ぐましい努力じゃないか」


(まあ、それが普通の異世界人ってことだな。勇者候補とはいえ、少しずつレベルを上げて強くなるか。そう考えると笑ってしまうが……。大変だなあ)


 普通にレベルを上げて、普通に冒険して、最後には魔王を倒すといったゲームを思い出してしまう。

 シュンは勇者候補に選ばれたといっても、レベルが十二からのスタートだった。今では三十を超えて、四十を目指している。

 運だけでチート級になっているフォルトからすると、面白さと共にあわれみさえ感じてしまう。それでも最初はレベル三で捨てられたのだから、それ以上のものは感じていなかった。

 せいぜい頑張ってくれである。


「でね。そいつらを守る依頼で、フィロをもらったのよ」

「なるほどなあ。王国に重用されてるじゃないか」

「ふふっ。重用されたいのかしら?」

「まさか。ほっといてほしい」

「まあ、そいつらの話はいいわ。それでフィロにね」


 マリアンデールはフォルトに対し、フィロへ絶対服従の呪いを使ってほしいと言ってきた。逃げられたり、外へ出たときに言い触らされても困る。

 確かに高位の魔法使いという人間として、各国に周知されてきたところだ。魔人や悪魔については秘密である。

 その頼みはかなえるしかない。


「じゃあ、フィロ」

「はい」

「魔法を使うから、受け入れろ」

「き、聞いています」

「では……」



【カース・アブソルート・オビーディエンス/絶対服従の呪い】



 フォルトは配膳中のフィロを呼び止め、忘れないうちに絶対服従の呪いをかける。どうやら前もって言われていたようで、震えながらも素直に受け入れた。

 その後は夕飯を食べながら、お互いの情報交換を始めた。ルリシオンのほうでも、さまざまな出来事があったようだ。

 だが、これらの総括は後回しである。まずは食事を楽しんだ後に、姉妹を連れて風呂へ向かうのであった。



◇◇◇◇◇



「マリ、ルリ。親父さんは生きてるようだぞ」


 フォルトは余計なことを忘れて、姉妹の体を貪った。

 そして目が覚めた瞬間に、重要な話をした。この件はメドランからの情報だが、二人は驚いていなかった。


「生きていても不思議はないわよお」

「なら、ルリちゃんが言ってたまとめ役って……」

「パパかもねえ」

「夕飯のときに言ってたな」


 ルリシオンからは人馬族の件を聞いていた。

 フェリアスの北に魔族の集落があるらしいのだが、姉妹は合流するつもりがないので口封じをしたのだ。

 殺害について思うところはないが、その集落にいるのが父親の可能性が高い。だからこそフォルトは、頭を悩ませていた。

 ジュノバ・ローゼンクロイツ。魔王軍六魔将の筆頭で、本来のローゼンクロイツ家当主である。


「メドランからは、戦う準備をしておけと言われたな」

「出会ったら戦闘になるでしょうね」

「マジか……」

「前にも言ったと思うけどお。私たちを手籠めにしてるからねえ」

「それに当主の座を賭けて戦うことになるわ」

「いや、それは返す」

「駄目よお。戦って勝ちなさいねえ」

「ですよね」


 当主の座は返せない。

 これは姉妹が望んでいることだ。本当は返したいのだが、身内の願いは叶えると決めている。それにもう手遅れであった。

 ローゼンクロイツ家の当主として周知され始めている。フォルトのことを調べられたら、いくら返すつもりがあっても戦闘になるだろう。

 そう、手遅れなのだ。


「はぁ……。気が重い。なんとか回避できないものか」

「無理だわあ。出会わないことを祈りなさあい」

「仕方がない。ちなみに、俺で勝てそう?」

「難しいかもしれないわね。戦闘経験が段違いよ」

「戦闘経験か……」


 レベル差があっても、それを覆すことはできる。

 その一つが、戦闘経験の差だ。フォルトの魔法に対応され、間断なく攻め立てられれば勝てない。


「パパは魔法の武器を持ってるわあ」


 二つ目としては、装備品が挙げられる。

 魔法の武器であれば、魔人を傷つけられる。魔法に対応されて斬られれば、粉みじんにされて負けてしまうだろう。

 ベルナティオが魔法の刀を持ち、フォルトが時空魔法を使えなければ負けていた可能性が高い。

 そう考えると、冷や汗が出てしまう。


「はぁ……。どこかでまとめないと駄目だな」


(レベル五百の魔人。強いのだろうが、どうも最強ではないようだ。今までの情報から、なんとなくそう思っていたが……。バグバットにも勝てないのか?)


 フォルトが理性を失った場合、バグバットは戦うつもりのようだった。

 勝算が無さそうに思えたが、姉妹の話を聞いて変わった。レベル五百を使いこなしていない魔人に対し、レベル百五十を完璧に使いこなす吸血鬼の真祖。

 おそらく勝てる見込みがあるのだろう。


「自堕落生活をさせてくれ」

「みんなをシモベにするまでは我慢するしかないわね」

「二人に言ったっけ?」

「なんとなく分かるわあ。それがシモベよお」

「ははっ、ツーカーになってるな」


 ツーと言えばカー。それはカーミラとのことだが、マリアンデールとルリシオンも同じようになってきた。

 これにはフォルトも、笑みをこぼしてしまう。


「それで貴方。フィロへの命令は、あれだけでいいのかしら?」

「「俺たちの秘密を漏らすな」だけじゃ駄目か?」

「絶対服従なのだし、もっと凄いことをやらせてもいいのよお」

「ははっ、マリとルリの従者だ。秘密さえ漏れなきゃいい」


 フィロをリリエラの代わりと考えていたときもあった。

 その件はスッカリ忘れていたが、姉妹が従者にしたいならそれで良い。フォルトのものではないので、扱いは好きにさせるべきだ。

 少しばかり借りるときがあるかもしれないが……。


「フィロの服を作りたいわあ」

「貴方、バグバットからメイド服をもらってきて」

「それでもいいが、フィロの服は定番なのがあるぞ」

「「定番?」」


 フィロは兎人うさぎびと族である。

 与える服は一着だけだろう。それを姉妹へ伝えると、悪戯いたずらする子供のような表情になった。

 もちろん、フォルトの表情は一つだ。


「でへ」

「ほんと、異世界人は面白いわね」

「またガルドのところへ行かなきゃねえ」

「そうだな。ターラ王国のほうは、まだ時間がかかる」

「そう言えば、レティシアだっけ? 服はリリエラに作らせたわあ」

「後で見るが、セレスとリリエラの服だけじゃなかったっけ?」

「身内にするのが分かってるのだから、それぐらいはねえ」

「うぐっ!」


 これは恥ずかしい。

 節操のない駄目男と言われている気がする。実際そのとおりなので、フォルトは何も言えない。

 レティシアの服については考えてあったが、それと同様か上回れば良い。リリエラのデザインに期待である。


「じゃあ、夕飯を作りに行ってくるわあ」

「あれ? もう丸一日がたってたか」

「あれだけ求められればねえ。今夜の二人は加減しなさあい」

「うっ! そうだな」

「私はルリちゃんを手伝うわ。テラスでくつろいでいなさい」

「そうしよう」


 夜は姉妹への褒美だったので、カーミラも参加していない。

 二人は食堂へ向かう直通の扉を開けて、一階へ降りていった。それを見届けた後、フォルトは窓を開けて飛び降りる。

 そしてテラスへ目を向けると、シェラとリリエラが座っていた。


「やあ、おはよう」

「魔人様、もう昼を過ぎてますわ」

「マ、マスターは色欲の権化っす!」

「久しぶりだから仕方ないのだ。それよりカーミラは?」

「カーミラさんは、帝国へ金を奪いに行きましたわ」

「そうか。使い切っていたようだな」

「て、適当っすね」


 ずぼらなフォルトは、金銭の使い道など覚えていない。もしかしたら、おっさん親衛隊へ配ったかもしれない。

 基本的に金銭の管理はカーミラなので、どうでも良い話だった。


「ウサミミ少女は?」

「あ……。おはようございます」

「うわっ!」


 フィロが後ろから声をかけてきた。フォルトは常に魔力探知を広げていないので、まったく気付かなかった。

 隠密能力が高いのだろう。確かフェリアスの討伐隊では、斥候を務めていた。それに、レンジャーだと聞いている。


「まあ座れ」

「はい」


 フィロはオズオズといった感じで、対面の椅子へ座る。

 フォルトは隣にリリエラを座らせて、シェラに茶を入れさせた。


「昨日は話もそこそこだったが、ティオに会いたいんだったな」

「はい。ターラ王国へ行っていると聞きました」

「そのとおり。帰ってくるには、もう少々かかる」

「戻られるのですよね。一緒には行けませんか?」

「マリとルリの従者だしな。悪いが待っていてもらえるか」


 言葉では悪いと言いながらも、フォルトは何も悪いと思っていない。

 そしてフィロをめ回すように見ながら、リリエラの太ももを触る。


「マ、マスターぁ」

「さ、最初に会ったときと、イメージが違いますね」

「まあ、見た目からして変わってるからな」

「それもありますが、最初はもっと恐ろしかったです」

「そうなのか?」

「最初はピリピリした感じがして危険でしたよ」

「兎人族の直感ってやつか?」

「はい。今は平気ですが」

「ふーん。襲っちゃうぞ」

「思っていないことを言われても平気です」

「そっ、そうか。まあ、好みではあるんだが……」

「っ!」


 フォルトは遠慮会釈もなく言い切る。

 実際のところ、フィロは趣味に合致しているのだ。手を出すつもりはないが、アバターを楽しみたいので良からぬことを考える。


(おっさん親衛隊がいるならば、おっさんメイド隊がいてもいいだろうな。こちらは身内を入れず、鑑賞用NPCとして目の保養をさせてもらいたい)


 ノンプレイヤーキャラクター。

 通称NPCエヌピーシーと呼ばれる言葉がある。ゲーム内でプレイヤーが操作せず、コンピューターが操作するキャラクターの総称だ。フォルトが考えるNPCとは、身内以外の名前を持つ人物を指している。

 その他大勢を指すMOBモブという言葉もあるが、それは名前を持たないキャラの総称だ。フォルトの頭の中では、名前も知らない国民などを表している。

 このような名称は一部の異世界人にしか通用しないので、使うつもりなら注意が必要だ。これらはあくまでも、あっちの世界のゲーム用語である。


「でへ……。んんっ! フィロはレンジャーだったな」

「そうですね」

「ふーん」

「マスター、どうしたっすか?」


 フォルトは考える。

 そろそろリリエラを鍛える必要があった。方向性は決まっているのだが、フィロの技術は合致する。

 まずは、基礎的なものを身に着けてもらえれば良さそうであった。


「リリエラは、フィロから技術を習うように」

「ええっ!」

「本格的に鍛えようと思ってな」

「む、無理っすよ!」

「大丈夫」

「何も大丈夫じゃないっす!」

「大丈夫。ルーチェ!」


 フォルトはリリエラを鍛えるにあたり、ルーチェへとあるものを頼んでおいた。

 さすがに完成していると思われるので、魔力の糸を使って呼んだ。しかしながら、ニャンシーより移動速度が遅い。

 双竜山の森から魔界を通ってくるので、茶を飲みながらゆるりと待つ。


「ルーチェさんっすか?」

「うむ」

「他にも人がいるのですか?」

眷属けんぞくだけどな。襲わないから安心しろ」

「はっ、はい!」


 フォルトたちが暫く待っていると、地面に魔法陣が描かれてルーチェが現れた。フィロはギョッとしたようだが、椅子へ座ったまま立ち上がろうとしない。

 逃げたところで、絶対服従の呪いからは逃げられない。


「主様、お呼びでしょうか?」

「うむ。リリエラのドーピングの件だが……。持ってきた?」

「いつでも渡せるように持ち歩いております。いま渡しても?」

「さすがだな。リリエラに渡してやってくれ」

「畏まりました」

「これはなんすか?」


 ルーチェは懐から五個の装飾品を取り出した。

 指輪が二個、腕輪が二個、ネックレスが一個である。これらはすべて、彼女が作製した魔道具だ。

 そして、リリエラへ渡してから説明を始めた。


「なんですかそれは! 超高級な魔道具じゃないですか!」


 フィロが驚いたように、リリエラへ渡した装飾品は高級品の魔道具だった。

 内訳としては、「筋力の指輪」「魔法盾の指輪」「加速の腕輪」「透明化の腕輪」「静寂のネックレス」。名前のとおり、ストレングス・シールド・アクセル・インジビリティ・サイレンスの魔法が込められている。

 アクセルはヘイストの下位魔法で、サイレンスは対象の周囲を静寂の空間で包み込む魔法だ。


「ほう。詳しいな」

「ティ、ティオと一緒に旅をしたので」

「これらを使えば、リリエラでもレンジャーがやれるだろ?」

「や、やれますけど……。頭がおかしくなりそうです」

「ははっ。まあ、技術を教えてやってくれ」

「分かりました。ですが、私は……」

「分かっている。マリとルリには言っておく」

「はい」


 リリエラの方向性は、忍者にすることだ。

 それに合わせた服も作っている。これはベルナティオが〈剣聖〉と呼ばれていることや、刀を使っていることが起因していた。

 そのせいで彼女の服を、エロ女侍セットにしたのだ。今回のクエストで作らせた服は、エロくノ一セットと呼ばれるものだった。


「でへでへ」


 リリエラの称号は「チェイサー」。つまり、追跡者と呼ばれるものだ。

 持っているスキルは『俊足しゅんそく』のみ。忍者には程遠いが、レンジャーとして鍛えれば近くなるかもしれない。それに、ドーピング用の魔道具もある。

 フォルトは目を丸くしているリリエラを引き寄せ、エロくノ一セットを想像しながら触り始めるのだった。



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Copyright(C)2021-特攻君

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