第31話 意外な・・

「お代わりはいかがですか?姫様」「あ!!はい」


ケーキを皿に盛りながら 耳元でそっと日本語で彼は何気に話しかける

「アリサ、元気で幸せそうで俺は嬉しいよ

俺はお前の味方だ しばらくは此処にいるから」


え!!今の言葉も意味もわかった!!

この人は一体何者!? それに私の事を…アリサ?


びっくりして、彼をじっと見るアリシア

更ににっこりと笑い、なんと日本語で再び話しかける


「な~アリシア姫さま 色々聞きたいの?いいよ~話しても

 後、アジェンダ様が留守の時に頬にキスさせてね くすくす…」

にぃいんとイタズラ子の様な含み笑顔


え!!いっ!?


「俺、黄金の力があるから、もろ見え…ちょっとガード甘過ぎ

くくっ…お仲間はそこの二人の女官

まあ…俺は味方だしぃ黙ってるから  くすくすっ」

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