第30話 お茶会
「あ…その大きな籠の荷物は? ヴァインズ子爵」
少し赤くなりながらアジェンダ王が問いかける
「御招待のお礼です 私が作った菓子です」微笑しながらのサリューン
「え!」皆の驚きの顔
ささっとテーブルの空いた隅で荷物を開き、作ってきた菓子を置くサリューン
紅茶のケーキに 紅茶プリン 薔薇のケーキ
チーズタルトに色鮮やかな沢山の小さなマカロン テインベリーのケーキとクッキー
切り分けて、持ってきた皿に盛り付け それぞれに手渡す
「どうぞ…ふふ」サリューン
「有難う 頂こう 上手い!」アジェンダ王の一言
「まぁ薔薇のケーキのデコレーション
とても綺麗!他のお菓子も美味しそう 頂きます、凄く美味しい」
アリシア姫 彼女も嬉しそうである
「これは素晴らしい 味も素晴らしい王都で店を出せる」側近のクイン
「驚きました 美味しい」リュース公ヴェントレ
アリシアはケーキを食べながらじっと子爵ことサリューンを見る
凄く綺麗!見た目はつりあがった瞳の感じから
ツンデレぽい♪長い黒髪もいいな~うふ
「でも何だか 何だろう…懐かしい」奇妙な感覚にとらわれるアリシア
そこにサリューンが声をかけた「お代わりはいかがですか?姫様」
「あ!はい」アリシア
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