第11話 王様
直人はその話を聞いて納得したようである。帝国軍の兵士が来るより、先に王様をどうにかしようと思った訳である。早速直人は、メロンと幼馴染の細川を率いて、王様のいる部屋へと向かうのであった。その時間帯は既に夜であり、人の気配もなかったのであるが、王様は自室に一人でいた。
「王様、会いたいという方がお見えになりました」
執事のような方が紹介してくださると、俺たち直人のパーティーは、王様の部屋へと入れた。そして王様と話をすると、彼が尋常ではない話し方をするのを確認するのである。
「冒険者たちだと、私の身辺調査をしているだと、ふざけるな。私はここの王であるぞ」
怒り狂った王様はここで、正体を見せようとするのであった。王様の体は、まるで獅子のように変化するのであった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます