第15話

 仄かに明るさを増してきた翌朝の4時頃、手に酒瓶を携えて私はひとり皆甕山の麓に来ていた。

 公式に開かれている登山口から離れた場所であるここには、母から教えられた入山口――というよりも獣の通り道と言った方が適当であろうと思うような細く切り開かれた藪の隙間があった。

 薄闇に浮かぶそこは、まるで人を飲み込もうと口を開けて待ち構えていそうにも思えてならない不気味さがあった。

 ここを毎朝父や祖父は通っていたのかという感慨もあるにはあるのだが、それ以上に酷い緊張感で心臓が張り裂けそうだった。もしかすると、此処こそが全ての始まりである恐怖をもたらした場所なのかもしれないと、酒瓶を持つ手に自然と力が入る。 

 それでもここまで来たからには行かずにはいられないのも確かだった。

 カラカラに乾いた喉で唾を飲みこむと、藪に挟まれた獣道へと一歩足を踏み出した。

 虫の声すら聞こえぬ静寂の中、落ちている枝葉を踏み鳴らす私の足音だけが響いていた。枝分かれすることなく、緩やかな上り坂を右へ左へと繰り返している道は、いつか乗った箱根の登山鉄道を思い出させた。

 あのアジサイの咲き乱れる華やかな線路沿いとは裏腹に、何処までも続く鬱蒼と生い茂った木々や藪を見て、足を踏み出す度ため息がいくつも零れていった。

 そうしてどの位山道を登っただろうか。急にカーブが無くなり、道がまっすぐ伸びている所まで来た。右手には木々が反り立つ崖があり、左手には藪がこんもりと盛られている。人、それも子供ならば余裕で身を隠せそうな程に。

 地形を認識した途端に身体は硬直し、胸が締め付けられるように息苦しく、呼吸も荒くなってくる。夜明け前の薄暗さも、あの微かに道を照らす曇天のそれと重なった。

 間違いなく、此処があの蘇った記憶の場所だった。私は此処で見たのだ、恐ろしい何かを。そう確信した時だった。

 

 ズシャッ

 

 それは濡れた地面を踏み鳴らす音に聞こえた。だがそんなはずはない、今は雨など降っていないのだから。

 

 ズシャッ、ズシャッ


 それでも音は聞こえてくる。ゆっくりと、こちらに近づいてきている。それも一人ではなく、何人もの人間が列をなして歩いてくる音に思えた。

 私は慌てて藪へと入り、身をかがめて目を閉じた。子供の頃の、あの日と同じく。


 ズシャッ、ズシャッ、

 シャン、シャン

 ズシャッ、ズシャッ、

 シャン、シャン、


 そのうち、足音の合間に金属が擦れた様な音が聞こえ始めた。いや、よく聞くとそれは音だけではなかった。音に混じって、ぼそぼそと呟くように低く響く声がある。

 それは経を唱える声だった。その何者かは歩きながら、ひたすらに経を唱え念じ続けている。

 咄嗟に思い浮かんだのは、錫杖を鳴らして念仏を唱え続ける僧侶の姿だった。

 僧侶、もしや七人ミサキかと考えて、私は余計に震えあがった。

 七人ミサキとは、四国地方や中国地方に伝わる亡霊の集団である。彼らは常に七人で行動し、遭遇した生者を取り殺しては一人ずつ入れ替わるとされている。

 しかし、彼らは主に海や川などの水辺に出現する怪異である。川の水源があるとはいえ此処は山で、彼らのテリトリーの外であるはずだった。


 ズシャッ、ズシャッ、

 シャン、シャン


 ならばこの音の主は何者なのだろう。音の主は何故あの時も、そして今もこの山に現れたのか。

 私は出来る限り身体を丸め、子供の頃より大きくなってしまった身体を隠そうと躍起になった。そうしている間にも、音はすぐ傍まで迫ってくる。

 このまま目の前で音が止まったら、今度こそ私はどうなってしまうのだろうか。


 ズシャッ、ズシャッ、

 シャン、シャン


 ……ズシャッ、ズシャッ、

 シャン、シャン


 しかし、今度は音が止まらなかった。

 私は瞼を開くと、ゴクリと喉を鳴らしてから徐に顔を上げた。


 目の前に現れた光景。一見すると、それは葬列だった。白い服に身を包んだ集団が、笠を被る僧侶に先導されつつ山道を歩いている。


 私は口をつこうとする声を、両手で必死に押さえつけた。今声を出せば確実に見つかる、そうなれば私もあの一団に加わりかねないと。

 しかし、怖い時ほどその対象から目が離せなくなるものだ。私も例にもれず、目の前を横断していく白い姿に目が釘付けになっていた。

 暫くすると、何人かの男たちに担がれた大きな輿が目に飛び込んでくる。その輿には、人ひとり入りそうな程に大きな甕が乗せられていた。

 そこで漸く私も気づいた。これは七人ミサキなどではなく、御澄へと向かう贄の送り人達であるのだと。

 昨晩、皆甕山縁起を読んで思い浮かべたそのままの光景がそこにあった。

 どれくらいそうしていただろうか。ふと気が付くと、藪の外にはそびえ立つ木々だけが見えていた。長い列をなしていたあの白い姿は一人たりとも見えなくなっている。

 ゴクリと生唾を飲み込むと、私は一気に藪から飛び出した。すかさず背後を確認するも、そこには夜明けの光が差し込む獣道が伸びているだけだ。

 進行方向を見ても、何もいない。

 そして、倒れている人などもいなかった。

 どこを見ても、何もない。この世ならざるものと遭遇した痕跡など、もうどこにも残ってはいなかった。

 そこまで確認して、漸く肩の力を緩めた。自分は助かったんだと、安心して踵を返す。

 

 「何してるんだ、こんなとこで」


 振り向くと、そこには父がいた。

 その表情は怒り、というよりは焦りと言った様子だ。久方ぶりにまともに見たせいか、父の姿は、十年前と然程変わっていないように思えた。

 「何って、あんたに会いに来たに決まってるだろ」

 「こっちには用はない。早く帰れ」

 淡々と吐いて捨てる様に返されて苛立ちが募るも、湧き上がる罵詈雑言を抑え込んで問いかけた。

 「あんたのノートを読ませてもらった。この先であんたは一体何をやってきたんだ?」

 父は私から顔を逸らして「読んだのか……」と呟いた。母が言っておいてくれた効果か、怒りに触れた様子はない。

 「どこまで読んだ? その様子では最後まで読んだのか? 」

 「この一帯がどうして皆甕って呼ばれるようになったかの辺りまでだよ。というよりそれからは殆ど『山探訪一言日記』だったし、途中で終わってたじゃないか」

 「そうだったか……そうだな。なら、付いてこい」

 そう言った父の目元の険が、少し和らいだように見えた。が、直ぐに踵を返して、私の返事を待たずに父は歩き始める。慌てて付いていくも、山道に慣れた者のスピードには到底追いつけず、次第に距離が離れていく。

 少しは待っててくれてもいいだろとは思ったが、それでもその後ろ姿を見失わずにいられる辺り、こちらに合わせてくれている様だった。

 私も遅れてたまるかとその後ろ姿を必死に追いかけ、ぎこちない父子の競争は暫く続いた。


 三十分ほど歩いた頃だろうか。どこからか微かなせせらぎが耳に届き始める。それは徐々に大きく、明瞭さを増していった。

 その時、不意に目の前を行く父の歩みが止まり、私も慌ててそこへと向かう。

あと少しでその背に追いつくという時、突然目の前に光が差した。一瞬眩んだ目を閉じて、かぶりを振る。

 そして再び瞼を開くと、目の前一杯にきらきらと輝く水の煌めきが広がった。

 そこは深い緑に囲まれた泉だった。思わず深呼吸をした私の肺を満たすのは、鋭く研ぎ澄まされた、清らかで濃い水の匂いだ。木々の合間から差す陽の光が滾々と湧き出る水を照らし、光の中で小さな魚や水草達が踊っている。

 まるで絵画から出てきたかの様に幻想的な空間は、まさに『御澄』と呼ぶにふさわしい。

 「凄いな……綺麗だ」

 綺麗。この唯一無二の光景を讃えるにはその言葉すら不要に思えた。

 余りに美しすぎて、かつての皆甕の人々が神の御業と捉えたのも充分に頷ける程に。

 「この山は言わば、意志を持った皆甕の巨大な水甕だ。海からもたらされた雨水を蓄えて、それをまた地表や地下を通じて流し、人里へと下ろしてきた。皆甕の人々はその水を貰って生活を営み、そして、御山や御澄に感謝しながらこの美しさを守って生きてきたんだ」

 隣に立つ父が語る。私は目の前の光景から目を離せないまま、その静かな声に耳を傾けていた。

 「人々はこの山と、それ以上に御澄の水無くしては生きられなかった。だからこそ、時に人柱を捧げてまで祈り、求め続けてきたんだ。助けてください、恵みを与えてくださいと。けれどそれは水の方も同じだ。水という存在が人の魂や、感情などの強い念を受け入れられるという性質上、水の方も人々の祈りを求め、引き寄せるんだ。」

 「水が引き寄せる、か。けど、現代の日本人は人柱まで立てるほど水を求めて祈るなんてないし、引き寄せたいほどの祈りも何もないんじゃないか?」

 「水と共に暮らす以上は無意識にでも水を求めているもんだ。水が無くちゃ人は生きていけないからな。お前も水飲みたいって思うだろ? それだって立派な願いであり、祈りだ」

 それを聞いて、病床に横たわる患者の姿を思い出した。様々な理由から飲水を禁じられている患者は多く、よくナースコールなどで我々職員を呼んでこう言うのだ。

「一口でいいから水を飲ませて」と。

 喉の奥から絞り出すような声で発されるそれは、まさしく願いであり、祈りそのものだ。

水への祈りは、今も確かに存在する。その事を、今更ながら思い出した。

 「それに、明確に水への祈りというものでなくても良い。人が抱く強い思い、特に死者の無念といった思い残しの念は信仰によく似ている。どちらも『縋る』ものだからな。人々が水への祈りを忘れてしまっても、寧ろ忘れられているからこそ、死者の持つ強い念に水も惹かれてしまうんだろう」

 その静かな声は空気に乗ってふわりと漂い、御澄の澄んだ水に溶けていく。

 それを見ていたのは父と私の二人だけだった。なのに、父は私ではない誰かに語り掛けている、どうしてかそんな気がしていた。

 「だからこそ人は水に流すことで魂の冥福を祈ってきたりしたんだろ。水の方から流したいモノに寄ってきてくれるってなら、それは良い事なんじゃないのか? 」

 言うや否や、隣から聞こえてきたのは深いため息。どうやらそういう利点ばかりの話ではないらしい。

 「水って言うのは一方通行じゃない、必ず巡って帰ってくる。それに、一度受け入れた魂や強い念は水の方から離そうとする事もない。だから、あまりにも強すぎる念を抱いた魂は、幾ら流してもまた帰ってきてしまうんだ。抱く思いが強い程、その思いと共に水の流れの中を巡り続けて彷徨い、思いが晴れぬ限りいつまでも皆甕に縛られ続ける」

 思わず父へと降り向けば、少し寂しそうなその目に真っ直ぐ射抜かれる。

 一瞬実家を出るときの母のそれと重なり、やはり夫婦は似るのかと、どこか他人事のように感じていた。

 「魂の方から思いを晴らし、離れようとしない限り、水もいつまでも思いを抱いたまま流れ続ける。けどそれはとても……気持ちのいいものなんだ、お互いにな。それを昔からずっとこの地は続けてきたんだよ」

 それは慣習化された共依存だ、と父は言った。

 人が水を求める様に、水もまた人を求める。そこに抱く思いが強ければ強い程に、求める思いが受け入れられた時の感覚というのはとても気持ちが良いのだろう。だからこそ、町に現れている死者たちは水と共に存在していたのかと少し納得は出来た。

 しかし、この水と魂の循環がもう何百年も続いてきたというのなら、それこそ私がこの地で暮らしていた頃にもそうであったはずだ。

 しかし、霊との遭遇などの増加といった町と霊を取り巻く状況は明らかに変化している。水との共依存的な相互関係だけでは説明がつかない変化が起こっているのではないだろうか。

 それを問いかけると、父は疲れたかのような声で「やはりか」と言った。

 「水は地表や地下を通じて流れてると言っただろ。麓の方にある地下水脈の流れが微妙に変わったんだ。それは生きている人間にとっては微妙なものだろうが、流れている水、そしてそこに身を預ける魂にとってそれは大きな変化だった」

 それを聞いて、私は得心を得たとばかりにパンッと両手を叩いた。

 「そうか麓の変化……丘陵を切り開いての宅地造成か! 」


 私の家や酒井禰宜の様に、土着の人間には皆甕に伝わる山への信仰と共に、水と魂の関係も伝わっているのだろう。そして父が言ったようにどこに水脈があるのかも伝わっているのであれば、その彼らが開発に反対していた理由も分かる。

 元々湧水である御澄の水は地震などによる地盤の変化の影響を受けやすいと考えられる。湧水とはそのまま地下水脈からの水だ。ならば、その麓を流れる他の水脈も同様に変化を受けやすいのではないだろうか。

 しかし、宅地造成の折に地盤の強度を確認するボーリング調査が行われている筈である。この時の私には残念ながら分からなかった事だが、後に調べたところ、水辺の周辺には地下水脈が密集していたりと地盤沈下のリスクが高い為、特に調査を念入りに行うそうである。

 だが結果として今、あの丘陵一体には住宅が立ち並んでいるので、水脈があったとしてもその位置は通常の工程であれば問題とならない位置だったか、盛り土をして対応した筈である。実際、地盤沈下などの問題は佐々木からも聞かされていないので、変化自体はあっても微々たるものだったのだろう。

 「けれど、その微妙な変化が水の流れゆっくりと澱ませ、霊が町に溜まっていった。この町では水脈がそのまま霊道の役割を果たしていたけど、溜まっていった結果今になって溢れ出し、目撃されやすくなっていたのか」

 霊道とはそのまま霊の通り道となっている、空間の中に存在する目に見えない道のことである。一説には成仏へ至るための道とも言われているが今も詳細は定かではなく、単純にあの世とこの世のあわいとなっている場所にできるものと考えてもらえればいいだろう。

 そして霊道も時には何らかの原因で歪んだり、閉ざされたりすることがある。その場合、その道を通っていた霊が詰まり、道から溢れてしまうのだ。そうすると、霊道の周囲では様々な悪影響がおこる。霊が目撃されやすくなるというのもその一つである。

 これと同じことが今、皆鹿目町の下を走る地下水脈で起こっている。町のあちこちで水が溢れる様に霊達が溢れ、広がったこの世とあの世の境目に瑞樹達は入り込んでしまったのだろう。


 ――ならば、このまま溢れ続けた魂は一体どうなるのだろうか。水の流れから零れ落ちた事で成仏へと近づくのならまだ良い。しかし、身を委ねていた安寧が突然失われたことで、行き場を失った魂が再び安寧を求めて生来ている人々へと引き寄せられ、執着するようになるのではないだろうか。子供達と遊び続ける千代の様に。

 それなら、その魂と接し続けている瑞樹達はどうなってしまうのだろう。

 私は父の顔を見る。すると、この胸の内を見透かしたかのように、父はふっと表情を和らげた。

 「だからこそ、俺や爺さんたちはずっとここに来て祈り続けているんだ。御山と御澄への感謝を忘れず、一人でも多くの死者が安らかに旅立てるようにな」

 「その為に毎朝酒と塩を持って山登りしてるのか」

 「ああ、着いてこい。こっちだ」

 歩き出す父について泉の端を歩いていく。泉の外周に沿って回りながら、周囲の地面が所々盛り上がっている様子が見えていた。

 恐らくはその下にあるのだ、神に捧げられし皆の為の大きな甕が。

 「お前も“あれ”を見ただろう。甕を運ぶ白い葬送の列を」

 「……ああ、見たよ」

 言われた瞬間、あの地面を踏み鳴らす音が聞こえた気がして思わず背後を振り返った。

 けれども、そこには何もいなかった。それもそうだろう、と日差しの差し込む清浄な空間に思う。村の為に土の下で眠る者達の安息は、彼らとて下手に踏みうなどとは思うまい。

 「あれこそ、一番水に囚われ続ける者達だ。水が欲しい、御澄を枯らすまいという強い思いで、水に祈りも感情も……全てを捧げ続けている。今なおあの大きな甕を運びながら、贄を求めて彷徨っているんだ。最近よく見かける様になったのも、麓の影響なんだろうな」

 そうして歩きながら、私は深く息を吸い込んだ。どこまでも鋭く、そして濃い水の匂い。この匂いを、どこかで嗅いだ気がする。ここではない、どこかで。


 ――そうだ、これは父の臭いだ。父が纏わせていた、あのむせ返る様な水の臭いと同じものだ。

 ここの匂いだったのかと、今更ながら気づく。臭いと匂い、同じもののはずなのに、今やその認識には天地を返した程の差があった。

 あれ程抱いていた嫌悪感が消え失せている事実に、内心で混乱しながら父の背についていく。

 そして反対側までくると、石積みで形作られた子供の背丈ほどの小さな祠があった。

 「折角だ、今日はお前の持ってきたやつを備えるか」

 父に酒と塩を手渡すと、慣れた手つきで椀へそれらを入れていく。

 その行為も、匂いも、私があれ程嫌悪してやまないこの町に薫ってやまぬものだ。何処へ行こうと纏わりつく、いつまでも捨てられない過去――父を象徴するもののはずだった。

 しかし今、私の中にそれらに対する負の感情が湧き上がる気配はない。肯定も否定もなく、あるのは単にこの町の歴史が『そういうもの』だったという認識だけだ。

 一方で、誰かの為にひたすらに日々を生きてきたであろう父の姿に、あれ程抱いていた嫌悪がひとかけらも残さず霧散していくのを感じる。そして、祠へと手を合わせる父を、過去から受け継いできた礼節の心を守り続けてきたその姿勢を、素直に尊敬することが出来た。

 私も父に倣って手を合わせる。今も変わらずに人々を受け入れてきた山や水への感謝と、この地に縛られた死者の解放を祈って。

 「漸く、俺も少しは肩の荷が下せるな」

  顔を上げて振り向くと、満面の笑みに迎えられた。

 「もっと早く、お前に伝えたかったんだが、俺も上手く言えなくてな。お前をこの地に縛り付けるような事ばかり言ってしまっていた。すまなかった」

 「俺の方こそ、反発してばかりでごめん。今日聞けて良かったよ」

 これからはたまに帰って、此処にも来るようにしよう。これまで話せなかった分も、父とももっと話をしたい、そう伝えてみた。

 それを聞いた父の目から、光るものが流れ落ちていった。


 「そうだな。俺ももっとお前の話を聞きたかったんだ」


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